東京ディズニーリゾート情報・攻略ブログ

待ち時間を短縮!デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルールを知る

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでは、アトラクションの待ち時間を大幅に短縮できる「ファストパス」があります。

アトラクションによって差はありますが、ファストパスを使うことにより、概ね平均して10分前後の待ち時間で乗車可能となります。

スタンバイ(通常の待ち列)に並ぶと120分待ちや200分待ちなんて時にでも、10分前後で乗ることができるのです。

2019年7月より、ファストパスがデジタル化され、これまでと使い方が大きく変わりました。

あなたは、ファストパスの詳しいルールを理解して取得しているでしょうか?

Azz
Azz

ファストパスは2時間置きに取得できるんでしょ?

R-hi
R-hi

それは半分正解、半分間違いなんだよ!

入園した人全員が無料で取得できるファストパスには様々なルールがありますので、そのルールを熟知して、なるべく多くのファストパスを取得することが、効率の良い回り方の第一歩です。

この記事では、ファストパスパスの基本的な仕組みやルールを詳しく解説していきます。

仕組みやルールは完璧だよ!という場合は、1枚でも多く取得する実践編へどうぞ。

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デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルール/その①対象アトラクション

ファストパスは、混雑している人気アトラクションの待ち時間を減らす、便利な仕組みです。便利ではありますが、全てのアトラクションで利用できるわけではありません。

ファストパス対象アトラクションは限られていますので、注意が必要です。

東京ディズニーランドのファストパス対象アトラクション

イッツ・ア・スモールワールドのファストパスは2019年5月31日で終了しました。

東京ディズニーシーのファストパス対象アトラクション

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デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルール/その②ファストパスの取得方法

ファストパスは、対象アトラクションで共通して使えるものではありません。「スプラッシュマウンテン」に乗りたければ「スプラッシュマウンテン」のファストパスを取得しなければならないのです。

アトラクションに設置してある発券機で取得する場合

ファストパスがデジタル化される前の旧式の取得方法ですが、現在もこの方法で取得可能です。

ファストパス対象アトラクションの入り口の近くには、必ずファストパス発券機があります。

東京ディズニーランドの「スターツアーズ」のみ、アトラクションから離れたスペースマウンテンと抽選所の間にあります。

当日入園したパスポートに記載されているQRコードをファストパス発券機にかざすと、そのQRコード内に情報が書き込まれます。

発券機からは、そのアトラクションに乗れる時間と、次のファストパスが取得できる時間が書かれたメモ「ファストパス・リマインダー」が出てきますので、無くさずに保管しておきましょう。

これまでは、発券機から直接ファストパスが発行されていましたが、デジタル化された今、発券機から出てくるのはリマインダー。つまり、ただの記録用紙です。このリマインダーではアトラクションを利用できませんので、注意して下さい。

スマホアプリで取得する場合

ファストパスのデジタル化に伴い、スマホのアプリでもファストパスが取得できるようになりました。

アトラクション現地まで行かず、パーク内のどこからでも取得できるので、大変便利です。

アプリをまだインストールしていない人は、ぜひインストールしましょう。アプリからは、ファストパス以外にもショーの抽選や各施設の待ち時間、レストラン予約など、パークで役立つコンテンツを利用できます。

Tokyo Disney Resort App

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Oriental Land Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

もちろん、無料でインストールできます。

入園した全員分のパスポートQRコードをアプリに読み込ませますので、代表者1人がインストールしておけばOKです。

インストール後は、アプリの画面に従って入園パスポートのQRコードを読み込み、取得したいアトラクションを選択すれば完了です。

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デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルール/その③取得したファストパスの使い方

ファストパスを取得したからと言って、すぐにそのアトラクションに乗れるわけではありません。

「14:25-15:25」のように、その時間にファストパスを利用できる「リターン時間」が設定されています。

リターン時間の確認の仕方

発券機で取得した場合、ファストパス・リマインダーが手元にあるはずです。

ファストパス・リマインダーには、そのアトラクションにリターン時間と、次のファストパスを取得できる時間が記載されています。

アプリでファストパスを取得した場合は、アプリを開くと表示されます。

また、アプリでは、その日の当選したショーや予約したレストランの時間なども一元化されて表示されるので、予定を組むのに便利です。

入園したパスポートのQRコードをアプリに登録しておくと、そのパスポートの情報がアプリで共有されるので、発券機で取得したファストパスの情報もアプリで表示されるようになります。

リターン時間になったら、アトラクションを利用しよう

ファストパス・リマインダー、もしくはアプリに表示されているリターン時間になると、取得したファストパスが効力を発揮します。

ファストパス対象アトラクション入り口は「スタンバイエントランス(通常の入り口)」と「ファストパス・エントランス(ファストパス専用の入り口)」とに分かれています。

「ファストパス・エントランス」に設置されている読み取り機に、ファストパス取得で使用したパスポートのQRコードを読み込ませます。

リマインダーではアトラクションに入場できませんので、必ずパスポートの準備を!

そのアトラクションのファストパスを取得していなかったり、時間が異なっていると、読み取り機が赤く光り、ファストパス・エントランスから入れない事を知らせてくれます。

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デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルール/その④ファストパス取得のルール

ファストパスは、やみくもに取得する事はできません。ファストパスの取得には2つのルールがあります。

次のファストパスを取得できる時間

★取得してから2時間後に次のファストパスを取得できる(2時間ルール)
★リターン時間が訪れたら次のファストパスを取得できる(リターン時間ルール)
この2つのうち、どちらか時間の早いほうが適用されます。

(例1)
10:00にファストパスを取得した
リターン時間は14:30-15:30
→2時間ルールが適用され、12:00に次のファストパスを取得可能。
(例2)
10:00にファストパスを取得した
リターン時間は10:30-11:30
→リターン時間ルールが適用され、10:30に次のファストパスを取得可能
両パークを行き来できるパスポートを使っている場合も、このルールが適用されます。以前はパーク単位で時間を管理していたので、パークを跨げばルールより前にファストパスを取得できていましたが、現在はできません。

リターン時間に関する注意点

上記の取得ルールの他に、ファストパスにはさらに2つの追加ルールがあります。

①ファストパスを取得してから30分間は次のファストパスを取得できない
②続けて同じアトラクションのファストパスを取得する時は、最初に取得したファストパスで実際にアトラクションに乗車した後でないと取得できない

詳しくみていきましょう。

 

①ファストパスを取得してから30分間は次のファストパスを取得できない

例えば9:00に取得したアトラクションのリターン時間が9:15-10:15だったとします。この場合、本来なら「リターン時間ルール」が適用され9:15には次のファストパスを取得できる事になりますが、ファストパスを取得してから30分経過していないため、取得できません。

この場合、ファストパスを取得してから30分後の9:30に次のファストパスを取得できます。

 

②続けて同じアトラクションのファストパスを取得する時は、最初に取得したファストパスで実際にアトラクションに乗車した後でないと取得できない

例えば最初に「スペースマウンテン」のファストパスを取得し、次も同じ「スペースマウンテン」のファストパスを取得したい場合です。

1枚目の「スペースマウンテン」のファストパスを取得してから、「2時間ルール」もしくは「リターン時間ルール」のいずれかの適用で、次のファストパスを取得できる時間が訪れたとします。

ここで再び「スペースマウンテン」のファストパスを取得しようとすると、エラーになって取得できません。

これは、「続けて同じアトラクションのファストパスを取得する場合、1枚目のファストパスでアトラクションに乗車した後でないと新たに取得できない」というルールがある為です。

あくまでも「続けて同じアトラクション」ですので、例えば

「スペースマウンテン」→「スターツアーズ」→「スペースマウンテン」

のように、間に別のアトラクションのファストパスを取得した場合、この縛りは無くなります。

他の人と差がつくファストパス取得の仕方

ファストパスは、その多くがお昼過ぎには受付けを終了してしまいます。

受付けが終了する前に1枚でも多く取得する事が、混雑する東京ディズニーリゾートを満喫する鍵となるのは、言うまでもありません。

しかし実際には、取得ルールに縛られますから、ファストパス攻略が大事になってきます。

R-hi
R-hi

取得が可能な時間になったら、一刻も早く取得したほうがいいんだよ!

Azz
Azz

ファストパスを使う前に次のファストパスを取得したほうがいいのね!

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バケーションパッケージのファストパス

バケーションパッケーでも、ファストパスが入手可能です。
バケーションパッケージとは、6か月前より公式サイトで申し込める、ディズニーホテル宿泊とパークチケットやファストパスがセットになったプランです。

バケーションパッケージのファストパス取得方法

バケーションパッケージのファストパス・チケットは、公式サイトよりバケーションパッケージを申し込んだ後、支払いを済ませると自宅に郵送されます。

バケーションパッケージのファストパス利用方法

バケーションパッケージで入手できるファストパス・チケットには、乗車できる時間の記載がありません。

もちろんファストパス対象のアトラクションに限りますが、1日の中で、どの時間で使ってもいいのです。

バケーションパッケージのファストパス種類

バケーションパッケージのファストパス・チケットには「A」と「D」の2種類が存在します

「A」は東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシー全てのファストパス対象アトラクションで利用できます。
「D」は除外アトラクションを除く、全てのファストパス対象アトラクションで利用できます。

【除外アトラクション】
・美女と野獣“魔法のものがたり”(ランド/2020年4月15日オープン)
・トイ・ストーリー・マニア!(シー)
・ソアリン:ファンタスティック・フライト(シー)

バケーションパッケージは使い方を工夫する

バケーションパッケージではプランによって送られてくるファストパスの枚数が異なります。

例えばA1枚D3枚のプランで申し込むと、1人につき4枚のファストパスが送られてきます。両親と子供の3人家族ですと計12枚になりますが、これは平等に1人4枚ずつ利用しなくても大丈夫なのです。

お父さん3枚、お母さん3枚、子供6枚でも構いませんし、お父さんがホテルで休憩している間に、お母さんと子供で6枚ずつ使うこともできます。

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ファストパス利用の注意点

  • ファストパス・チケットの取得には、当日の入園記録のついたパスポートが必要です。過去に使ったパスポートや、未使用のものでも当日の入園記録が無いものでは取得できません。
  • ファストパス・チケットの取得には人数分のパスポートが必要ですが、代表者が全員のパスポートを持ち、発券機で全員のファストパスを取得する事が可能です。マナー違反にはなりません。
  • ファストパスは、記載されているリターン時間のみ利用できます。リターン時間より早い場合はもちろんのこと、1分でも過ぎると無効になります。
  • 入園に使ったパスポートの紛失などでファストパスを取得できなくなった場合は、ファストパス発券機付近にいるキャストに相談しましょう。
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デジタルファストパスの仕組みと2つの発券ルール/まとめ

ファストパス取得から利用までの一連の仕組みと、次のファストパスを取得するルールについて説明してきました。

要点に絞って、もう一度確認してみましょう。

1.ファストパスは発券機とアプリどちらかで取得できる
2.発券機から出る紙はリマインダー
3.アプリに入園パスポートを紐づけしておくと便利
4.取得したファストパスは、リターン時間になると利用できる
5.次のファストパス取得は2時間ルールかリターン時間ルールのうち、どちらか早い方が適用される

例えば、東京ディズニーシーで入園後すぐに「インディジョーンズ」のファストパスを取得しようと考えている場合、アトラクションに併設されている発券機まで15分ほど歩くことになります。

この15分の差は、とても大きいです。ファストパスの取得は早ければ早いほど、次の取得が有利になるからです。

入園してすぐに取得できるアプリの利用を強くおすすめします。

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