東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるアトラクション、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」。
イタリアのヴェネツィアを流れる運河で、途中5つの橋を渡りながらイタリアの街並みを巡る、優雅な船旅を体験できます。
人気アトラクションですが、ファストパスに対応していませんので、待ち時間の流れを読んで効率よく乗車したいですね。
また、ハーバーで行われるショーに運営時間が左右される為、運営時間の確認は必至です。
運営休止になるのはハーバーショーの時間だけ?
ハーバーショー前1時間からハーバーショー後30分まで休止になる事が多いよ!準備と後片付けの時間も休止になるんだ。
ヴェネチアン・ゴンドラを確実に乗りたいならば、朝イチか閉園前がいいでしょう。特に閉園前は夜の時間帯で唯一運営しているタイミングなので、綺麗な夜景を眺めながらロマンティックに乗りたい場合は、閉園前の最後のアトラクションとするのもいいでしょう。
「ヴェネツィアンゴンドラ」の特徴
マップ
東京ディズニーシーのマップの7時方向にあります。メイン通りではなく裏路地にありますので、近くのキャストさんに場所を確認するといいでしょう。
バリアフリー
ヴェネツィアンゴンドラは車いすのまま利用することはできません。
同伴者の介助で船に乗降する必要があります。通常は橋を渡って乗り場へと行きますが、車いすの方や身体の不自由な方は、橋を上がる手前左側に専用の乗り場があります。
橋の手前にいるキャストさんに声をかけましょう。
乗り場と乗り物には約20cmの段差があり、3段の階段もあります。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。
しかしヴェネチアンゴンドラは身長制限はありませんので、小さなお子様からお年寄りまで、どなたでも楽しむ事ができます。また、赤ちゃんは抱っこして利用する事ができます。
撮影
ゴンドラからしか見ることのできない素敵な景色を自由に撮影可能ですので、カメラをお忘れなく。
向いている年齢と類似アトラクション
ヴェネツィアンゴンドラは赤ちゃんでも乗れる数少ないアトラクションですが、幼稚園児や小学生などの遊び盛りの子どもには、少し退屈かもしれません。
ぜひ乗りたい、おすすめの類似アトラクションアトラクションは、
トランジットスチーマーライン
東京ディズニーシーの海上を移動できるトランジット船です。移動のできない一周コースもあります。
ビッグシティ・ビーグル
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントを走るクラッシックカ―。さまざまな車が走っているので、ぜひコンプリートしたいですね。
ウエスタンリバー鉄道
おとなり東京ディズニーランドにある本物の蒸気機関車です。
「ヴェネツィアン・ゴンドラ」の混雑対策
当ブログでは、パークの混雑具合を「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4レベルで表示しています。入園当日の混雑具合は「混雑予想」で確認下さい。
「A混雑期」の傾向・・・待ち時間40分以下なら乗る
開園直後は20分以下の待ち時間ですが、10時頃を境に30分~40分と伸びてきます。
午後には40分~60分と増えていき、夕方以降は60分以上の待ち時間になることも珍しくありません。
開園直後を逃した場合、閉園間際に30分以下で乗れる場合も多く、1日の最後のアトラクションとするのも良いでしょう。
「B休日」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園直後は10分以下の待ち時間も、10時頃を境に20分~30分程度まで増えます。
午後になるとさらに混雑し、30分~40分。夕方以降は40分~60分の間で推移します。
水上ショー終了直後の一時的に混む時間に当たらなければ、日中ならどの時間帯で乗っても良さそうです。
「C平日」の傾向・・・待ち時間15分以下なら乗る
午前中は10分以下の待ち時間で推移しますが、午後になると若干増えます。
とは言っても15分以下で乗れる場合が多いので、いつ乗っても大丈夫そうです。
夕方から閉園にかけては、30分~45分程度の待ち時間が発生する為、夜にこだわりがなければ、夕方以降は避けるのが吉です。
「D閑散期」の傾向・・・待ち時間15分以下なら乗る
午前中は10分以下の待ち時間で推移しますが、午後になると若干増えます。
とは言っても15分以下で乗れる場合が多いので、いつ乗っても大丈夫そうです。
夕方から閉園にかけては、20分~30分程度の待ち時間が発生する為、夜にこだわりがなければ、夕方以降は避けるのが吉です。
ハーバーショー前後運休に
ヴェネチアン・ゴンドラはメディテレーニアンハーバーで開催されるハーバーショーの時間は運休になります。
ショー開始前の準備時間と、ショー終了後の撤収作業時間を含め、1回のショーで2時間程度の運休が発生します。
その為、待ち時間の予想が非常に難しく、実際に現地でこまめにチェックする必要があります。
ハーバーショー開催に伴う運休で待ち時間が長くなったり、そのハーバーショーが終了すると大勢の人が一時的に当アトラクションに流れ込んでくる為です。
瞬間的に待ち時間が倍になったかとおもえば、いきなり半分に減る事もあります。待ち時間が長い場合には、20~30分時間を潰してからチャレンジしてみるのもアリですね。
また、運休になる時間は、ハーバーで行われるショーによっても異なります。
事前に東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターに問い合わせるか、来園当日インフォメーションボードで確認すると分かります。
「ヴェネツィアン・ゴンドラ」のバックグラウンドストーリー
水の都ヴェネツィア(ベニス)は、運河の町。
自動車の運行が禁止されている為、運河を行きかうゴンドラが、住民の足です。
かつて魚市場だった孤島、ゴンドリエの島からゴンドラに乗ったゲストは、「宮殿の運河」と呼ばれる運河と橋の町パラッツォ・カナルを東西に流れる、カナーレ・デッラ・モーレ(愛の運河)を進みます。
途中、5つの橋を通るゴンドラは、最後に「願い事がかなう」とされる橋も通ります。
「ヴェネツィアン・ゴンドラ」の雑学・細かな設定
・ゴンドラが通る5つの橋には名前がついています。
1つめの橋「イソラ・デル・ゴンドリエーレ」
乗り場に行く為に渡る橋です。「ゴンドリエの島」という意味ですが、それがそのまま橋の名前になりました。
2つめの橋「ポンテ・デッラルティスタ」
窯焼きピザで有名なリストランテ・ディ・カナレットへ渡る橋です。「芸術家の橋」と呼ばれるだけあって、特に夜、この橋の上からは素敵な写真が撮れますよ。この記事のトップ画像も、この橋で撮りました。昼間ですが・・・。
3つめの橋「ポンテ・デイ・ベンヴェヌーティー」
ディズニーシーに入園してアメリカンウォーターフロント方面に向かうと、プロメテウス火山を右に見ながら坂道を登りますが、実はこれ、坂道ではなく大きな橋なんです。入園した人が最初に渡る橋なので「歓迎の橋」と呼ばれています。
4つめの橋「ポンテ・デル・リド」
メディテレーニアンハーバーにポツンと存在する出島、リドアイルに渡る橋です。そのまま「リド橋」と名付けられました。
5つめの橋「ラ・ドルチェ・ヴィスタ」
リドアイルに渡るもうひとつの橋です。この橋の上からは、美しいメディテレーニアンハーバーを一望できる為、「美景の橋」と呼ばれています。ゴンドラでも、この橋を抜ければ、メディテレーニアンハーバーが一望できます。
・運河の町ヴェネツィアの住宅は、運河に面した側が玄関口。
・玄関口には、ゴンドラに乗り込む為に階段があります。
・玄関口の2枚の写真、階段の左右にポールが立っているのがお分かりですか?このポール、ゴンドラを繋いでおく為の物なんですね。
・ゴンドラの中に誕生日の人がいると、ゴンドリエさんがイタリア語でバースデーソングを歌ってくれます。
・毎年7月3日は「七三の日」として、ゴンドリエさんの髪型が七三分けになります。
・ここはイタリアなので、ゴンドリエさんは全員イタリア人。ナカムラーチョさんや、タナカティーノさんが漕いでくれますよ。ゴンドリエさんの自己紹介に注目です。
・願いが叶う橋では、ゴンドリエさんがイタリア語で歌を歌ってくれますが、ゴンドリエさんによって持ち歌があるようです。
・ここでは挨拶もイタリア語。覚えて損はない挨拶をいくつかご紹介します。
Ciaoチャオ・やあ!
Buon giornoボンジョールノ・こんにちは!
Buona seraボナセーラ・こんばんは!
Grazieグラツェ・ありがとう!
Arrivederciアリヴェデルチ・さようなら!
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