東京ディズニーランドのトゥモローランドにある「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(以下スターツアーズ)」は、画面に合わせて座席が動く、フライトシミュレータータイプのアトラクションです。
映画「スターウォーズ」シリーズを題材にし、宇宙を旅するスターツアーズ。大人気のアトラクションですので、混雑対策をしっかりと、効率よく乗りたいですね。
「スターツアーズ」の特徴
バリアフリー
スターツアーズは車いすのままでは利用できません。乗場が2階部分にある為、車いすの方はエレベーターで案内されます。乗場手前で車いすを降り、同伴者の介助のもと、歩行をしてライドに乗り込む事ができれば、乗車可能です。
また、エレベーターで案内されると、乗り場までのプレショー(アトラクション本編をより楽しくするための前座のようなもの)を見る事はできません。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。スターツアーズでは身長制限があり、102cm未満は乗車できません。102cmはおおよそ4歳~5歳程度ですので、3歳以下のお子様は乗車が難しくなります。
また、高血圧・心臓疾患・脊髄疾患・首疾患・妊娠中・高齢・自力で安定した姿勢を保てない方も乗車できません。
スターツアーズは絶叫系アトラクションというよりも、乗り物自体はその場から動かずに、画面に合わせて傾いたり揺れたりする「準絶叫系」のアトラクションです。性質上、とてもよく揺れますので、乗り物酔いしやすい方は注意が必要です。
また、スターツアーズは3D眼鏡をかける3D映像アトラクションです。3Dに酔いやすい方も注意が必要です。
撮影
乗場までのプレショー部分は撮影が可能ですが、ライドに乗り込んだ後はあらゆる撮影が禁止されています。
ファストパス対応
スターツアーズはファストパスに対応しています。しかし、かなり遅くまでファストパスが残っている場合が多く、平日などはファストパス発券すらしていない日もあり、優先度はかなり低めです。その日最後のファストパスとして発券しても問題ないでしょう。
また、スターツアーズのファストパス発券所は、アトラクションから離れた、スペースマウンテンの右隣にあります。スペースマウンテンのファストパス発券所と近いので、間違えて発券しないように注意が必要です。
その他
スターツアーズはライドが6機あります。乗場のあるフロアに入ると、左右に3機ずつ、列が分かれて好きな方に並ぶ事ができます。この時、右側の列を選ぶと、アトラクション終了後に出口が近くて便利です。左側3機は、アトラクション出口までかなり遠回りをします。
※空席の状況によっては、右側に並んでいても左の3機に案内されてしまう場合があります。
「スターツアーズ」の混雑対策
当ブログでは、パーク内の混雑レベルに応じて「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4つのレベルを設定しています。入園当日の混雑レベルは混雑予想でご確認下さい。
「A混雑期」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園から10時頃までは20分~40分の待ち時間も、10時を過ぎると60分~90分待ちが18時頃まで続きます。18時以降は30分~60分待ちまで減り、20時以降では20分~40分待ちになります。
狙い目は朝イチか夜の時間帯ですが、他のアトラクションのファストパスが無くなる時間でも、スターツアーズのファストパスが残っている事が多いので、最後のファストパスとして取得してしまうのも効率的です。
ファストパスは14~15時に無くなります。
「B休日」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園から12時までは20分~40分待ち、12時を越えると40分~70分待ちが18時ごろまで続きます。18時以降は再び20分~40分待ちまで戻り、20時以降で5分~20分待ちと、さらに減ります。狙い目はやはり朝イチか夜の時間帯ですが、混雑期同様、最後のファストパスとして発券するのもいいでしょう。
ファストパスは16時頃無くなります。
「C平日」の傾向・・・待ち時間20分以下なら乗る
開園から20時頃まで、20分~40分の待ち時間です。20時を越えると5分~20分待ちまで減りますから、その時間帯が狙い目です。混雑期同様、最後のファストパスとして発券してもいいのですが、スターツアーズはファストパスとスタンバイの列の合流ポイントが、乗り場のかなり手前に設定されていますので、ファストパス利用時でも15分~20分の待ち時間が発生します。普通に並ぶスタンバイの列が20分以下の待ち時間ならば、ファストパスは無意味です。
「D閑散期」の傾向・・・いつ乗ってもOK
開園から閉園まで5分~15分の待ち時間です。ファストパスは発券自体がおこなわれません。
「スターツアーズ」のストーリーを知る・バックグラウンドストーリー
宇宙旅行会社「スターツアーズ社」が、今回新たに導入したスペースライナー「スタースピーダー1000」は、簡素な作りながら、一度に40名を載せる事ができる効率と安全性を重視した宇宙船。
まもなく出発する1401便に乗り込み、ゲストは宇宙へと飛び立ちます。
「スターツアーズ」の雑学・細かな設定
シーン別に2×3×3×3の54通りの組み合わせがランダムに展開し、乗る度に異なる組み合わせを体感できます。2016年2月に「スターウォーズ/フォースの覚醒」のシーンが追加され、組み合わせパターンは全96種類に増えました。
スターツアーズの時系列は「スターウォーズep3/シスの復讐」と「スターウォーズep4/新たなる希望」の間。ただ、ep7の「フォースの覚醒」のシーン追加により、時系列が崩てしまいました。←許せません(笑)
96種類あるパターンは、さらに細かく分けると背景が少し違うものや、セリフが少し異なるパターンも存在する為、実際には300以上のパターンがあるとかないとか・・・。
プレショーに出て来る3体のヒッチハイクドロイドは、「ホーンテッドマンション」のオマージュです。
映画「スターウォーズ」に登場する宇宙文字「オーラベッシュ」は、本アトラクション内でも使われています。
オーラベッシュを解読したい人は、対応表を参考に。
「スタースピーダー1000」の登場口へは、荷物検査などの保安検査をクリアしなければいけません。
出口にはスタースピーダー1000に補給する4つの燃料のタンクがあります。
(左上)CH₄・メタン(右上)C₂H₆・エタン(左下)CS₂・二硫化炭素(右下)C₄H₁₀・ブタン
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