東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーにあるアトラクション、「フォートレス・エクスプロレーション」は、要塞の中を自由に行き来できる、探索型アトラクションです。
地球の自転を利用した巨大な振り子や日時計など、科学を駆使した仕掛けが多数あり、子どもから大人まで楽しめます。
自由に探索できるのはもちろん、専用マップをもらって謎解きプログラムにも参加できるんだ!
2つの楽しみ方があるのね!
こに記事では謎解きプログラムの「レオナルドチャレンジ」や、フォートレス・エクスプロレーションの各施設について詳しく解説していきます。
フォートレス・エクスプロレーションの特徴
マップ
東京ディズニーシーのマップ中央、プロメテウス火山ふもとにあります。
自由探索型のアトラクションですので、複数ある入り口から自由に入って、自由に行き来できますが、階段や通路が迷路のよに張り巡らされています。
各所に地図が用意されていますので、1枚もらうとスムーズです。
バリアフリー
エレベーターやスロープもありますから、車いすでも利用可能です。ただ、車いすで移動できる範囲は、施設全体の3分の2程。レオナルド・チャレンジ(後述)では、車いすで移動できる場所だけに絞ったマップがもらえます。
介助犬の利用も可能です。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。
しかしフォートレス・エクスプロレーションでは身長制限はありませんので、小さなお子様からお年寄りまで、どなたでも楽しむ事ができます。
撮影
施設内は自由に撮影することができます。
ザ・レオナルド・チャレンジとは
自由探索型アトラクションであるフォートレス・エクスプロレーションの施設を利用した、ミッション型ウォークラリー「ザ・レオナルド・チャレンジ」が、12時から日没まで開催されています。
ミッション内容は小学生ぐらいから一人でクリアできるようなレベルのものですので、大人はむしろ階段の昇降などの体力面が課題です(笑)
ザ・レオナルド・チャレンジに参加するには
「ザ・レオナルド・チャレンジ」に参加する為には、専用のマップ(指示書)をもらわなければなりません。マップに記載されている簡単な問題を、フォートレス・エクスプロレーション内を回りながら解いていきます。
レオナルド・チャレンジはレストラン・マゼランズの隣で受け付けです。
ザ・レオナルド・チャレンジに参加した後は
レオナルド・チャレンジで配布されるマップは数種類あり、それぞれミッションの内容が異なります。(どの内容も、同じレベルの簡単なミッションです)
マップにはミッションクリアの刻印も押せますから、全種類を制覇するのも記念になるかもしれません。
向いている年齢と類似アトラクション
「フォートレス・エクスプロレーション」は要塞アトラクションですので、特に男児向けです。幼児なら大人と一緒に、小学生なら自由に遊ばせるのもいいでしょう。
ぜひ乗りたい、おすすめの類似アトラクションは、
アリエルのプレイグランド
東京ディズニーシーの2大要塞のひとつです。こちらは映画「リトルマーメイド」を題材としていますので、女児も楽しめます。
シンドバッド・ストーリーブック・ボヤッジ
東京ディズニーシーにある、シンドバッドの冒険を巡る船旅アトラクションです。
トムソーヤ島いかだ
おとなり東京ディズニーランドのアスレチック島「トムソーヤ島」に渡るいかだです。島内では自由に遊び回れます。
フォートレス・エクスプロレーションの混雑対策
当ブログでは、パークの混雑具合を「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4レベルで表示しています。入園日の混雑レベルは混雑予想で確認下さい。
フォートレス・エクスプロレーションは常に0分待ち
フォートレス・エクスプロレーションは自由探索型のアトラクションですので、パークの混雑レベルに関わらず、待ち時間が存在しません。次の予定の時間調整にも使えますね。
ザ・レオナルド・チャレンジは待ち時間10分以下なら参加
待ち時間の概念が存在しないフォートレス・エクスプロレーションですが、ザ・レオナルド・チャレンジに参加する場合は話が違います。専用のマップ(指示書)を貰わなければならない為です。
その待ち時間は、だいたい曜日関係なく10分以下ですが、入園制限などの混雑日には30分程度まで伸びる場合もあります。
紙をもらう為だけの待ち時間ですし、それがなくてもフォートレス・エクスプロレーション内は自由に探索できますので、10分以上待つようでしたら、レオナルド・チャレンジの参加を考えなおしたほうがいいかと思います。
フォートレス・エクスプロレーションのバックグラウンドストーリー
1538年8月12日、名だたる冒険家や探検家によって設立された組織「S.E.A.」。新しい知識の取得に全力を尽くす事を目的としたS.E.A.に感銘を受けたザンビーニ兄弟が、フォートレス・エクスプロレーションをS.E.A.の活動拠点として提供しました。
フォートレス・エクスプロレーションの雑学・細かな設定
・フォートレス・エクスプロレーション内にあるもの
①マゼランズ/マゼランズ・ラウンジ
偉大な冒険家マゼランに敬意を表して名付けられたレストラン
②リフレスコス
要塞の中庭で軽食が摂れるレストラン
③ペンデュラムタワー
高い天井から揺れている振り子。振り子の周りにはピンが立っており、その一部が倒れている。これは何故なのか・・・。
④イリュージョンルーム
左右の壁や天井や床に書かれた絵。特殊技法で描かれたこの絵は、凹レンズで見ると1枚の平面の絵に見えます。
⑤エクスプローラーズ・ホール
S.E.A.会員である12人の冒険家や探検家の肖像画や、記録などが壁一面に展示してあります。
⑥ナビゲーションセンター
天動説の頃の平面の地球を再現したエリア。海には船が浮かんでいて、1回100円で動かす事ができます。
⑦カメラ・オブスキュラ
白いボードに天井からの光でリアルタイムのメディテレーニアンハーバーの様子が映し出され、カメラの原点を知る事ができるエリア。
⑧サンダイヤル・デッキ
日時計。
⑨チェインバー・オブ・プラネット
太陽系の惑星を現した大きな模型がある部屋。各惑星のハンドルを回すと、太陽の周りを自転しながら公転します。
⑩フライングマシーン
「オーニソプター」と呼ばれる、レオナルド・ダ・ヴィンチが発明した羽ばたき機。実際に操縦する事ができます。
⑪アルケミーラボラトリー
錬金術の実験部屋。
⑫キャノン
大砲が並ぶエリア。実際に打つ事ができますが、たまに不発します。
⑬ルネサンス号
フォートレス・エクスプロレーションに停泊している大きな船。中を自由に探索できます。
⑭カーゴ・プレイグラウンド
埠頭では、積まれた荷物がたくさんあり、ちょっとしたアスレチックに。水が飛び出してきたり、トンネルをくぐったり。床が柔らかい素材でできていますので、小さなお子さんも安心です。
・入口各所で手に入るフォートレス・エクスプロレーションの地図には、大きな隠れミッキーが隠されています。
・S.E.A.のメンバー12人は有名な人ばかり。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- クリストファー・コロンブス
- マルコ・ポーロ
- エンリケ航海王子
- ヴァスコ・ダ・ガマ
- フェルディナンド・マゼラン
- フランシス・ドレーク)
- ピュテアス
- ティコ・ブラーエ
- イブン=バットゥータ
- クラウディオス・プトレマイオス
- レイフ・エリクソン
・S.E.A.の正式名称は
Society of Explorers and Adventurers
・レオナルド・チャレンジを遂行すると、S.E.A.のメンバーになれます。
・メディテレーニアンハーバーでハーバーショーが開催されている時間は、フォートレス・エクスプロレーション内からもショーを見る事ができます。高い位置からショーを見渡す事ができますが、その高さにスピーカーが対応していない為、音響はあまり良くありません。
・実際に玉は発射されませんが、音と煙が出る大砲。音が出ない不発もたまにありますが、メディテレーニアンハーバーでショーが開催中は、すべて不発になります。
・フォートレス・エクスプロレーション内では、パイレーツオブカリビアンのジャックスパロウが、時たまグリーティングを行っています。
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