東京ディズニーランドのトゥモローランドにある「スペースマウンテン」は、宇宙空間を急発進・急旋回する、ジェットコースタータイプのアトラクションです。
元祖マウンテンとして開園当時から大人気のアトラクションですから、混雑傾向を把握して他の人より効率的に乗る事が、快適な1日の第一歩です。
ジェットコースタータイプのアトラクションですので、怖さはどの程度なのか、気になる情報を詳しく解説していきます。
「スペースマウンテン」の特徴
バリアフリー
スペースマウンテンは、車いすのままでは利用できません。乗場付近までは車いすで行けますので、自力もしくは同伴者の介助によりライドに乗り込みます。
ライドが渋滞して安全装置が作動するのを避ける為、乗降時間は20秒程しかありませんし、ライドも狭いので、バリアフリーの観点で見ると、貧弱なイメージです。
パークに3つあるマウンテン系の絶叫マシンでは、最も新しい「スプラッシュマウンテン」が、比較的バリアフリーが進んでいて乗りやすいと思います。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。しかしスペースマウンテンには身長制限があり、102cm未満の方は乗車できません。102cmは概ね4歳の身長ですので、3歳以下は実質乗車できません。
また、高血圧・心臓疾患・脊髄疾患・首疾患・妊娠中・高齢・乗り物に酔いやすい方、自力で安定した姿勢を保てない方も乗車できません。
撮影
スペースマウンテンではライドに乗車中、全ての撮影が禁止されています。
ファストパス対応
スペースマウンテンはファストパスに対応しています。優先度は低めで、かなり遅くまで残っている場合が多いので、3枚目以降の発券とするといいでしょう。
怖さはどのくらい?
スペースマウンテンはジェットコースタータイプのアトラクションですが、屋内型アトラクションですので、アップダウンはあまりありません。落ちると言っても人間が飛び降りる事ができるぐらいの高さしかありませんので、特有の浮遊感はありません。渦巻き状に滑り台を降りていく感覚です。
ただ、真っ暗でレールが見えない影響で、かなりスピード感がありますので、スピードが苦手な場合は注意が必要です。
「スペースマウンテン」の混雑対策
当ブログではパークの混雑状態により、「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4つのレベルを設定しています。入園当日の混雑レベルは混雑予想でご確認下さい。
「A混雑期」の傾向・・・ファストパス必須
混雑期レベルのスペースマウンテンは、開園直後から150分~200分の待ち時間が発生します。この混雑は18時頃まで続き、18時以降は100分~150分の待ち時間に減ります。20時以降は60分~120分まで減りますから、スタンバイで並ぶならば20時以降がお勧めです。ただ、基本的には混雑期はファストパスで乗るのが得策です。
「B休日」の傾向・・・待ち時間90分以下なら乗る
開園から30分程度は30分~50分程の待ち時間で乗車できますので、夕方で帰宅予定ならばこの時間がお勧めです。それ以降は120分~180分の待ち時間が12時頃まで続き、12時を過ぎると100分~150分の待ち時間で推移します。18時を越えると90分~120分、20時以降で40分~80分と減っていきますので、20時以降のスタンバイがお勧めです。
基本的には遅くまで残っているファストパスの利用をお勧めします。
「C平日」の傾向・・・待ち時間60分以下なら乗る
開園から30分程度は30分~50分程度の待ち時間ですので、夕方で帰宅予定ならばこの時間がお勧めです。それ以降は90分~120分の待ち時間が12時頃まで続きます。12時を過ぎると60分~90分の待ち時間が20時頃まで続きます。20時以降は30分~60分の待ち時間までへりますから、この時間がお勧めです。
「D閑散期」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園から30分~50分待ちが18時頃まで続きます。18時を過ぎると20分~40分、20時以降で10分~20分待ちと減っていきます。ファストパス利用でも20分程度の待ち時間が発生しますから、利用時間が夜の時間帯のファストパスならば、取得する意味がありません。他のアトラクションを優先して取得するようにします。
「スペースマウンテン」のストーリーを知る・バックグラウンドストーリー
エネルギーボールに光が集まり爆発すると、宇宙飛行士を載せた最新小型ロケットは一気に大気圏を突破。宇宙空間を急上昇・急降下・急旋回しながら、やがて流星のシャワーを浴びて地球へ帰還します。
「スペースマウンテン」の雑学・細かな設定
乗場直前の大きな宇宙船には、隠れミッキーがあります。
所々に途中退出口がありますので、途中で気が変わった場合も安心。
宇宙飛行士を乗せたロケットが地球に到着すると、残ったエネルギーは一度回収され、新たなエネルギーと宇宙飛行士を乗せて再び飛び立ちます。
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