東京ディズニーリゾート情報・攻略ブログ

入園方法が変更へ。2019年5月ディズニーランドのゲート工事は後期に突入

東京ディズニーランドでは2018年4月15日より2020年春まで、パーク入り口エントランスの改修工事に伴い、入園方法が大幅に変更になります。

2019年5月に東側半分の工事が終わり、新しいゲートの運用が開始されました。工事終了までは東側半分のみでの対応となるので、様々な弊害が出ています。

・ゲートの数が半分なので、入園に時間がかかる
・並ぶ場所が半分なので、後ろのほうは無秩序で満員電車状態
・チケットブースが半分なので、チケット購入に時間がかかる

この記事では、入園方法変更による注意点と、チケットブース減少によるチケット購入の待ち時間増の対処法、改修工事の詳しい内容を見ていきます。

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東京ディズニーランド・エントランス改修工事の概要

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドのプレスリリースによれば、東京ディズニーランドの入園ゲートやチケット販売方法を改め、入園口であるエントランスをリニューアルするとの事です。

自動券売機の導入、チケットブースは減少へ

現在、東京ディズニーランドのエントランスには、チケットブースが32カ所あります。これを大幅に削減し、18カ所に。

その内訳は、これまで通りの有人対面のチケットブースが6カ所、新たに導入される自動券売機が12カ所となっています。

自動券売機では、増加する外国人観光客に合わせ、日本語・中国語・韓国語・タイ語・インドネシア語での表示が可能となります。

入園ゲートは改札式に変更し、スムーズに

これまでの回転バーを回して入園するゲートでは、車いすやベビーカーで通過できず、中央の扉をその都度開閉する手間がありました。

入園にかかる時間短縮の為、リニューアル後はフラッパー式のゲート(駅の改札式)に変わります。さらに、ゲートの数も現在の48カ所から54カ所に増えますから、混雑する朝の入園にかかる時間を短縮できそうです。

年間パスポートユーザーは顔認証

今回のプレスリリースでは、年間パスポートユーザーのみ顔認証システムを用いて入園することが明らかになりました。

現在、年間パスポートには顔写真が印刷されていて、入園の度にキャストの目視による本人確認がなされています。

この確認が非常に曖昧で、マスクをしていても普通に通されます。また、髪型や化粧の有無、ハロウィーンの仮装期間中の仮装、顔が似ている親族など、一瞬の目視で判別できない事が多く、そこにメスが入る事になりました。

東京ディズニーシーでも同じ顔認証システムを用いるかについては、今回のプレスリリースでは触れられていません。

工事期間

2018年4月より改修工事が始まり、2019年5月に東側運用開始、2020年春に全面リニューアルとなります。

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東側運用開始2019年5月8日(水)~からの対応

出典・東京ディズニーリゾート公式サイト

約1年に渡り工事していた東側半分のエントランスを使用します。

一般入園は駐車場側から、ホテル組はリゾラ下から

エントランスへは舞浜駅側とリゾートライン下、駐車場側から向かえます。開園時間前後はホテル正面の屋根付き入園口がホテル宿泊者専用ゲートになりますから、リゾートライン下からエントランスへ向かうルートはホテル宿泊者専用となります。

一般入園者は駐車場側からの入る形なので、電車組も東京ディズニーランドホテル前を通って、反対側の駐車場方面へ向かいます。

工事区画の東西入れ替えに伴い、ディズニー・リゾートラインのエスカレーターも改札を出て左が下りの、工事前の通常パターンに戻っています。

手荷物検査は東京ディズニーシーと同じく、ゲート直前でおこなう形に変更されました。エントランス入り口での手荷物検査はありませんので、ゲートの待機列にそのまま並びましょう。

ハッピー15エントリー・ホテル宿泊者専用ゲートは中央

出典・東京ディズニーリゾート公式サイト

工事開始前の通常の場所に戻ります。

東側運用開始後の様子

ゲートはフラッパー式になり、スムーズに入園できるようになりました。フラッパーは子供がぶつかっても問題ないように、柔らかい素材のものが採用されています。

ゲート上部にはデジタルサイネージが設置され、多言語案内に対応しています。

パーク側にもデジタルサイネージが採用されたので、帰りの出口誘導もスムーズになりました。

これまでゲートに置かれていたマップ類は、ワールドバザール内で設置されています。もちろんこれまで通りキャストさんからも貰うことができます。

再入園時のハンドスタンプは、これまで通り押してもらいましょう。年間パスポート組は顔認証システムにより、再入園時のスタンプ確認はありません。

ですが、入園制限時にはこれまで通りスタンプが必要になりますので、混乱を避ける為に一律でハンドスタンプを押す案内をしています。

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当日券購入は開園時間に間に合わない可能性も。60待ち自に5分で購入する方法

入園ゲートとチケットブースは同じ場所にありますから、エントランス工事で入園ゲートが半分閉鎖されるということは、チケットブースも半分閉鎖されています。

~2019年5月7日まで・最大90分待ち

これまで32カ所あったチケットブースの数が半分の16カ所に減っていますから、チケット購入に単純計算でこれまでの倍の待ち時間が発生しています。

週末の開園前には60分待ちにもなります。最大で90分の待ち時間も確認しています。

そして、一番の注意点は、チケットブースの営業時間が「開園30分前から」ということです。60分待ちですとチケットが購入できるのは早くて開園30分後ということになります。

2019年5月8日~から・最大180分待ち(予想)

▲チケットブースが3つに減り混雑する朝のチケット購入列

そもそも今回の工事が完了すると、チケットブースは32カ所から6カ所に大幅削減となります。その工事の右側半分が終了したということは、左側が工事に入った今、チケットブースは6カ所の半分である3カ所しかない、ということです。

自動券売機は2019年7月より運用予定とのことで、それまでの期間は公式でも「最大3窓口」と案内されていますね。

5月7日まで16カ所対応だった時にも最大で90分の待ち時間が出ていたことから、3カ所対応になってしまったら大変な混雑となるでしょう。

仮設チケットブースは空いている

そこで、仮設のチケットブースが用意されているのですが・・・。

仮設のチケットブースの存在自体が知られていないので大変空いています。

実際に2018年ゴールデンウィーク初日、開園前に正規のチケットブースは最大で60分待ちの案内でした。ところが、同じ時間に仮説のチケットブースでは、なんと数組しか並んでおらず、ほんの5分でチケットを購入できたのです。

仮説チケットブースの場所は、JR舞浜駅方面からの橋の終点。そのまま真っすぐ進むと手荷物検査・パークエントランスがある上記写真の場所、赤丸で囲んだ建物です。

2019年5月8日からは、エントランスのチケットブースが3カ所になるので、この仮設チケットブースの利用者が大幅に増えそうです。

前売り券の購入がおすすめ

個人的には、前日までに前売り券を購入しておくのを強く勧めます。舞浜駅前のイクスピアリ内「東京ディズニーリゾート・チケットセンター」や両パークのチケットブースはもちろん、JRの「みどりの窓口」、「大手旅行代理店」「コンビニエンスストア」「ディズニーストア」などで購入できます。

公式サイトからオンラインでも購入できます。

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入園時間の前倒し

現在、入園待ちのスペースが十分確保されている東京ディズニーシーと異なり、東京ディズニーランドでは並ぶスペースが足りていません。

工事開始でゲートが半分になれば、スペース不足に拍車がかかります。

そこで、当日の混雑具合に応じて、開園時間の前より入園が開始され、ワールドバザール内やシンデレラ城前の広場で待機する措置がとられる場合があります。

出典・東京ディズニーリゾート公式サイト

ハッピー15エントリー・ホテル宿泊者は30分前から

ホテル15分アーリー組は正式開園30分前から入園開始し、青いエリアまで入る事ができます。正式開園15分前に星の場所から全エリアに向かう事ができます。

一般入園者・日によって15分前から

一般入園者は正式開園15分前から入園、青いエリアまで入る事ができ、開園時間ちょうどに全エリアへと通行可能となります。

この措置の有無は当日朝の状況によって決定されます。入園制限クラスの超混雑日は、間違いなくこの措置が適用となるでしょう。

開園時間まで青いエリアでできること

現時点では

①ワールドバザール内の一部ショップの利用
②写真撮影
③パレード待ち(座って待つことはできない)
④エントランスグリーティングのスタンバイ

 

以上4項目が、一般入園・ハッピー15エントリー入園関係なく可能となっています。

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開園時間前倒しによる注意点

開園時間が前倒しになることで、さまざまな問題が生じます。

一般入園者

一般入園者は開園時間の15分前から青く塗られた部分まで入る事ができますから、ビッグサンダーマウンテンやスプラッシュマウンテンが目当てなら、ウエスタンランド側の橋のそばで開園時間まで待機していればいいし、プーさんのハニーハント狙いならトゥモローランド側の橋と、目当てのものに向かうには大変便利な措置です。

青く塗られたエリア内を自由に動けるので、早い時間から開園待ちをする意味がなくなるかもしれません。

ただ、入園ゲートが半分になっている為、開園間際のゲート前は満員電車状態となっています。慣れている僕でもどれが列か、どの列なのか、全く分からないほどの事態となっています。キャストさんも対応しきれておらず、秩序もありません。

列前方はきちんと並べていますので、少なくとも開園時間の1時間前には現地に到着する事をお勧めします。

ホテル宿泊者

ホテル宿泊者はこれまで通り「ハッピー15エントリー」の特典で、一般入園者より早く入園する事ができます。

まず、開園30分前にエントランスでの入園が始まり、青星の場所で一旦待機後、開園15分前になると入場開始、その先へ進む事ができるようになります。

ハッピー15エントリーで利用できるアトラクションは、これまで通り「バズライトイヤーのアストロブラスター」のみです。

ただ、これまではハッピー15エントリーで入れるエリアはトゥモローランドの一部に限定されていましたが、メインエントランス工事期間は、全エリアに移動可能です。

ですが、入場口がトゥモローランド側なので、ウエスタンランド方面に行くには外周を遠回りしなければなりません。(シンデレラ城前では、一般入園者が開園時間を待っている為、横切ることができない)

また、ホテルで受け取る通行書は、エントランスから入園後も、2カ所あるハッピー15エントリー入場口でも必要ですので、無くさないように注意しましょう。

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最後に

メインエントランスを半分閉鎖しての運営は、東京ディズニーリゾートにとって初めての経験です。入園者が朝の開園時間に集中する現状、今回計画された入園時間の前倒し措置などがトラブルなく運用されるとも限りません。

度重なる入園方法の変更がおこなわれる可能性がとても高いと予想しています。実際に工事前期の約1年間で何度か変更されています。

変更があれば当ブログでも随時更新していきますが、公式もまめにチェックすることをおすすめします。

 

コメント

  1. もやし より:

    参考になる情報、ありがとうございます。昨年の燦水サマービートは、アーリー前の方に並んでいれば、そのままの順番で入れて城前最前列が取れましたが、今回の措置で城前の取り扱いがどうなるのか、気になります。

  2. こまるまる。 より:

    こんばんは!ディズニーランド、シーに来週子ども連れで行く予定にしておりまして、色々とネットで情報検索していた時にこちらへお邪魔することとなりました。とても役立つ情報満載で楽しく読ませていただきました♪ディズニー愛があふれてますね!
    そこでお伺いなのですが、現状、エントランス工事のため入場が早まっているとのこと。そうしますと、ゲート前に1時間以上前にとかに並ばなくても結局はアトラクションに乗るには8時まではシンデレラ城前広場あたりに皆してたむろ(ここでは並ばないで)してからのスタート!となるという理解でよろしいでしょうか?
    かれこれ5年ぶりのランド&シーでちょっとドキドキします!宜しくお願いいたします。

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