インスタグラムを代表に、SNSへの写真投稿が流行している昨今、フォトジェニックな場所を探すのも、東京ディズニーリゾートの新しい楽しみ方として定着しています。
アトラクションにパレードに食事にショッピングにと、なにかと慌ただしいディズニーリゾートでの1日。記念写真もスマートに撮りたいですね。
そんな慌ただしいあなたに朗報!
とても親切な事に、この写真の看板が目印となる、東京ディズニーリゾート公式のフォトスポットが、パーク内にはたくさんあります。
公式スポンサーである富士フィルムがオススメするスポットばかりですから、景色の良さは折り紙付きです。
しかし、あなたはこう思ったはず。
「公式おすすめのフォトスポットで撮ったら、結局他の人と同じ写真になっちゃうんじゃないの・・・?」って。
なるべくなら、みんなが知らないようなスポットで写真を残してみたいですよね?
そこで、
・人通りが少なく他人が写りこまないスポット
・東京ディズニーシーならではの異国情緒豊かなスポット
・あまり知られてないスポット
以上3つのポイントを全て盛り込んだ、写真映えする僕のオススメの隠れフォトスポットをご紹介しようと思います。
ただし、この記事でご紹介するスポットは他言無用でお願いします。広まってしまうと「あまり知られていない」というポイントが抜け落ちてしまい、記事が成立しなくなりますので(笑)
また、コンデジや一眼レフでディズニーの夜景を綺麗に撮りたい人は、こちらを参考に!
※当記事は過去に公開した一部エリアのフォトスポットに加え、新しくエリアを拡大して東京ディズニーシーのフォトスポットを紹介する記事です。以前の記事は削除してありますので、ブックマーク等されている場合は、新たにこのページをブックマークしてください。
ディズニーシーは入園前から写真で差をつける
東京ディズニーシーに入園するとすぐに、大きな地球儀があります。
ここでは定番化している地球儀を背景に写真を撮る人が多いと思いますが、入園前にも撮影しておきたいスポットが多数あるんです。
少しでも早く入園したい気持ちを我慢し、ぜひ撮影を楽しんでみて下さい。
モノレールを降りたらすぐのフォトスポット
車で来園する場合は立ち寄れない、モノレール(ディズニー・リゾートライン)利用者のみが堪能できる美しい景色があります。
通常、東京ディズニーシーステーションでモノレールを降りると、我先にエスカレーターで降りて改札へ向かうと思いますが、ここはグッと我慢。エスカレーターを降りてはいけません。
①モノレールを降りると、ちょうどホームの中間にエレベーターがあります。そのエレベーターの隣には、ベランダへ出る扉がありますので、扉を開けて外へ出てみましょう。
ホーム(3階部分)からディズニーシー・プラザを眺める事ができます。
入園してから写真を撮ると、人混みが気になりますが、上から見下ろせば気になりません。
そしてホームの写真、②の矢印の先には何があるかご存じですか?ご存じない方が多いのですが、ホーム右端には、ホテルミラコスタに接続する改札があります。
そう、エスカレーターで改札階まで降りなくても、改札があるんです。しかも、ホテルミラコスタ利用者専用というわけではなく、誰でも利用する事ができます。
この改札を利用すると、これまた素晴らしいフォトスポットと出会うことができますよ!
ミラコスタの連絡通路を狙え!
ホーム右端からミラコスタに繋がる改札を出ると、らせん状の階段があるので、降ります。途中でさらに下にいく階段と、ホテルミラコスタに続く通路とに分かれますので、階段は降りずに通路へ進みましょう。
このような屋根付きの通路の右側、①の矢印の方向を向くと・・・
ド迫力なリゾートラインを撮影する事ができます。恐らく、東京ディズニーリゾート内で、リゾートラインを撮影する場合、ここが最も良い場所ではないかと思います。
また、リゾートラインは、時期によってイベントの特別車両を走らせている事もありますので、
可愛い車体をバックに写真を撮る事もできますよ!
そして、②の矢印の先に見える、小部屋風の場所。ここには、窓がいくつかあり、窓からの眺めが最高なんです。
まるで、イタリア旅行中に電車の車窓から眺める風景みたいじゃないですか?(イタリア行った事ないけどw)
ディズニーシーでの写真は高低差を利用すべき
道が平坦なディズニーランドと異なり、ディズニーシーは坂道ありーの、階段ありーの、1日歩くととても疲れてしまいますよね?
そんな嫌われ者の「高低差」をうまく使ってあげると、素敵な思い出が残るんですよ!
マーメイドラグーンでは海の上から海底を
マーメイドラグーンの室内エリアであるアンダー・ザ・シーの入り口に、イルカの引くソリに乗ったトリトン王がいるのはご存じですか?
マーメイドラグーンに行けば必ず目にする場所なので、すぐに分かると思います。
すでに知ってるよ!って、そこのあなた!柵の下を覗いたことありますか?
柵の下を覗くと、なにやら不思議な空間が広がっています。
そう、これ!この空間、マーメイドラグーンのアトラクション「アリエルのプレイグランド」の一部なんです。
プレイグランドのエリック像がある部屋で上を向いてみると・・・
ほら、さっきのイルカが!
つまり、撮影者と被写体で上と下に立って写真を撮ることができるんですよ。
プロメテウス火山は見上げるアングルで
プロメテウス火山の写真を忘れてはいけません。ディズニーランドのシンデレラ城同様、誰もが必ず写真に収めるであろうプロメテウス火山は、みなさん同じように、メディテレーニアンハーバーに出てすぐの通称「ミッキー広場」で撮る場合が多いようです。
この画像が、そのミッキー広場から撮影したものです。よく見る景色なのですが、被写体を入れてしまうと、火山との距離が気になってしまいます。迫力もあまりありません。
そこで、火山ふもとにあるフォートレスエクスプロレーションから撮影してみてはいかがでしょうか。
入園してメディテレーニアンハーバーを左に進むと
民家が連なったような火山方向へ向かう橋「ポンテヴェッキオ」がありますので、この橋を渡ります。ポンテヴェッキオを渡って振り返ると、
フォートレスエクスプロレーションへ降りる階段があります。下まで降りたらすぐに左側
赤い四角で囲った部分から、見上げるように撮ってみましょう。写真に写る人は階段の中腹にある柵の前に立てば、火山と至近距離で撮影でき、
こんなダイナミックな1枚が。
せっかくフォートレスエクスプロレーションに来たなら、もう1枚。さらに奥に進むと
「く」の字に曲がり、奥の階段を登ります。大きな矢印の場所で振り返ると、フォートレスエクスプロレーションのシンボル、ガリオン船が。
タワーオブテラーをどうしても撮っておきたいあなた!
ニューヨークエリアでは大人気アトラクションの「タワー・オブ・テラー」の建物も大変よく目立ちます。タワー・オブ・テラーの目の前には噴水の出ている「ウォーターフロントパーク」もあり、皆さんそこでタワー・オブ・テラーをバックに記念撮影をされているみたいですね。
ですが、ウォーターフロントパークからタワー・オブ・テラーを撮ると
このようにウォーターフロントパークの柱が邪魔をしてしまいます。
そこで、タワー・オブ・テラーのある通りまで抜けて
ちょうどファストパス発券機の前あたり、矢印の場所で下から見上げるようにシャッターを切ります。すると
タワー・オブ・テラーの建物を余す事なく、画面に収める事ができます。
街並みを利用したフォトジェニックな場所
ディズニーシーでは、諸外国の建物ひとつひとつが忠実に再現されていますので、そこらへんの壁をバックにシャッターを切るだけで、まるで海外にいるかのような1枚になるのが魅力です。
その街並みの中でも、おすすめの場所をいくつか紹介します。
ほんとに誰もいない、貸スタジオみたいな場所
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアは、エリア名の通り、ニューヨークの街並みを再現しています。
その中でも、あまり人が通らない、
・・・もとい、誰もいないオススメのスポットをご紹介。
パークを入園し、アメリカンウォーターフロントの入り口に辿り着くと、道が3本に分かれます。左からトイストーリー・マニア方面、タワー・オブ・テラーの方面、プロメテウス火山方面です。
写真の矢印の通り、真ん中のタワーオブテラー方面へと進みます。するとすぐに
右手に「スチームボート・ミッキーズ」というショップがありますので、その手前を右に曲がります。
すると、そこはもう人影も限りなく少ない、裏路地。
この建物の前で貸し切り状態でいろんなショットが楽しめます。
アラビアンなストリートでパシャリ!
ランプの魔人ジーニーが作りだしたアラビアンコーストに足を踏み入れたら、アトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」の出口付近を目指します。
3段ばかりの階段を登って①の方向へ。右手にはトイレが、左手には喫煙所がありますね。その間を進むと・・・
思わず「ひと足お先に」を口ずさんでしまいそうなアラビア世界の路地裏が!
そして②の方向へ足を向けると・・・
これまたアラビアの背景で写真を撮るのにピッタリな建物が!
これであなたもイタリア人!なスポット
ディズニーシーの玄関口メディテレーニアンハーバーでは、そこで生活をするイタリア人になりきれるスポットがあります。
入園してハーバーに出たら、右手に進みましょう。
オレンジの建物「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の手前を右に曲がります。すると
右手に撮影スポットが2つ。まず①のほうからご紹介。
現地の人しか知らない裏道風のこの場所。扉の前で記念撮影するも良し、花と戯れるも良し、きっと素敵な1枚になること間違いなしです。
そして②は、
イタリアのちょっとした小道に迷い込んだかのようなショットが撮れます。
この場所、夜はとても幻想的なんですよ!
とりあえず船に乗れ
アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアでは、ひときわ存在感を露わにしているS.S.コロンビア号。
この船、中に入れるって知ってました?
中に入ったらCデッキを目指しましょう。
Cデッキからはいつも渡っている赤い「ハドソン橋」を一望できます。
水上を走る「トランジットスチーマーライン」とのコラボも撮れますよ!
番外編として、ディズニーとは関係ないのですが、このCデッキでハドソン橋をカメラに収めたら、後ろを振り返って反対側を見てみましょう。
東京湾も一望できます。
ケープコッドで田舎町の思い出
アメリカンウォーターフロントの「ケープコッド」は、小さな田舎町。最近ではダッフィーフレンズの町と言ったほうが伝わりますかね?
ここもニューヨークエリア同様、田舎町を忠実に再現していますから、適当に建物の前でカメラを構えれば、それなりの写真になります。その中でも、オススメの2カ所をご紹介します。
ニューヨークエリアからハドソン橋を渡ってケープコッドへやってくると、
道が2つに分かれます。左は灯台方面、正面はプロメテウス火山方面です。
まずは①の矢印、プロメテウス火山方面へ進んでみましょう。しばらく進むと左手に納屋?のような建物が。
以前、オズワルドのグリーティングをおこなっていた場所です。
グリーティングの場所としても選ばれるぐらい、田舎町の雰囲気たっぷりのスポットですね。
そして②の矢印、灯台方面へ進むと、右手にはダッフィーのショーを観ながら食事のできるレストラン「ケープコッド・クックオフ」の入り口があります。その少し先、右手側には、
まるでアメリカの親戚の家に遊びにきたかのようなスポットが。(アメリカに親戚なんていないけどw)
そしてケープコッドの象徴といえば灯台です。
灯台を取り囲む柵の向こう側に人がいるの分かります?そう、灯台のふもとまで上がっていけるんです。だから柵があるのですが(笑)
この高い場所から見下ろす夜景がきれいなので、ぜひ夜に上ってみてくださいね。
クリスマス時期はさらに幻想的ですよ!
アトラクションを味方につけて撮るべし!
アトラクションは体験して楽しむもの。そう思っていませんか?経験せずとも、どんどん写真に取り入れて、素敵なショットをゲットしちゃいましょう。
時空を越える鉄道で時空を越えたショットを
未来のマリーナ「ポート・ディスカバリー」へ到着したら、ホライズンベイレストランを目指しましょう。
左手にはアトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」がある場所です。矢印の通り進むと、ホライズンベイレストランに入ってしまいますが、レストラン入り口の両隣には、エレクトリックレールウェイの駅方面に上がる為の階段が。その階段の右奥には、エレベーターがあります。
このエレベーターの手前で後ろを振り返ると・・・
エレクトリックレールウェイとのコラボが!
パコ非公式?魔宮ツアーは外堀から
あなたはロストリバー・デルタの人気アトラクション「インディージョーンズ・アドベンチャー」に乗ったことはありますか?
アトラクション中にいつの間にか撮られていた写真を購入しようかどうしようか、岩がゴロゴロ飛んでくる画面を眺めては、「はぁ・・・高いなぁ・・・」なんてため息を吐きながら躊躇したりして。
でもせっかくの記念だし・・・!買う事にしたあなたはアトラクションを出て右手にある小さなショップで購入することになります。
そのショップを横目に、何かに引き寄せられるように矢印方向へ真っすぐ進んだあなたは、左側にスタンバイ列の為のロープが張り巡らされている事に気が付きました。
ところが、一番右側のみ、人が1人通れるぐらいの幅があり、ロープも張られていないのです。
「この先に何かあるのかな・・・?」なんて好奇心だけで足を進めるあなたに、
「この先、行き止まりです。何もないですよー!」とキャストが声をかけてきました。
「でも、ここまで来たんだし、この際だから行き止まりまで行ってみよう」とさらに先へ進むあなた。
ついに行き止まり、ふと周りを見渡すと・・・
まるでクリスタルスカルの呪いがかけられたかのような廃墟感漂う絶好のフォトスポットを見つけたのです。
おまけ
不動の人気№1アトラクション「トイストーリー・マニア」のあるエリアは、皆さんご存知かと思いますが、
巨大なウッディをバックにシャッターを切るのが、最もポピュラーかと思います。
このエリアは正式名称を「トイビルトロリーパーク」と言い、移動遊園地の設定です。夜になると眩しいくらいの灯りがともりますから、ぜひ夜景を楽しんでみてください。
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