東京ディズニーランドのファンタジーランドにあるアトラクション「ホーンテッドマンション」は、西洋風お化け屋敷。ファストパス対応の人気アトラクションですが、効率良く立ち回って、少ない待ち時間で楽しみましょう。毎年ハロウィンとクリスマス時期には「ナイトメアホリデー」バージョンでの運営ですので、1年で2つのパターンを楽しむ事ができますよ!
「ホーンテッドマンション」の特徴
バリアフリー
ホーンテッドマンションは、車いすのまま利用できません。自力もしくは同伴者の介助で乗り降りします。
乗降場は動く歩道になっていて、歩きながらのライドへの移動が困難な場合、動く歩道を停止する事もできますので、キャストさんに確認してみましょう。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。
しかしホーンテッドマンションには身長制限はありませんので、小さなお子様からお年寄りまで、どなたでも楽しむことができます。
撮影
建物内でのフラッシュまたは液晶を使用しての撮影は禁止されています。当然ですがスマートフォンでの撮影も禁止されていますので、注意しましょう。
ファストパス対応
ホーンテッドマンションはファストパス対応アトラクションですが、通常期はファストパスの優先度は低めです。遅くまでファストパスが残っている事も多く、日によっては発券すらしていない日もあります。混雑期ほどの込み具合でどうしても乗りたい場合意外は、最後の発券でも事足りるでしょう。
ホリデーナイトメア期間の休日や混雑期レベルの日は、ファストパスの優先度を上げる必要があります。特に混雑期は2枚目には取得しておきたいですね。
定員
ホーンテッドマンションでは、ライド1台の定員は3名としていますが、小さなお子様を含めた3名を想定しています。大人3名ですとかなり狭いので、何台かに分かれて乗車しましょう。
ホリデーナイトメアバージョン
ホーンテッドマンションは、毎年ハロウィンイベント開始から年明けまでの間、映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を題材にしたバージョン「ホリデー・ナイトメア」で運営されます。通常バージョンとは異なるアトラクションとなるので、当記事でも混雑状況やストーリなど、別項目としてあります。
2018年は9月1日(土)~1月3日(木)までがホリデーナイトメアバージョンです。
「ホーンテッドマンション」通常バージョンの混雑対策
当ブログでは、パーク内の混雑状況により、「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4つのレベルを設定しています。入園予定日のレベルは混雑予想でご確認下さい。
「A混雑期」の傾向・・・ファストパス推奨
9時頃まで5分~20分待ちですが、9時を越えると一気に伸び、90分~120分待ちになります。10時以降は120分~150分待ちが15時頃まで続き、その後も18時頃まで90分~120分待ちで推移します。18時を越えると60分~90分、20時以降で30分~60分です。
ホーンテッドマンションのファストパスはかなり遅くまで残っていますので、最後のファストパスとして取得するとスムーズです。
「B休日」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園から9時頃までは5分~15分程度で乗車可能です。9時を過ぎると20分~50分まで増え、10時以降は40分~70分の待ち時間が18時頃まで続きます。18時以降は再び20分~50分待ちに戻り、20時を回ると5分~20分待ちまで減るでしょう。朝イチに乗車するか、18時以降の時間帯がお勧めです。
「C平日」の傾向・・・待ち時間15分以下なら乗る
パークの混雑具合によっては、開園30分後からの運営開始となる日もあります。開園から10時頃までは10分~30分待ち、10時を越えると若干待ち時間が増え、20分~40分待ちが18時頃まで続きます。18時過ぎには5分~20分待ちに減ります。そして20時を回ると閉園まで5分待ちで乗車可能です。
朝イチか18時以降の時間帯がおすすめです。
「D閑散期」の傾向・・・待ち時間10分以下なら乗る
パークの混雑具合によっては、開園30分後からの運営となる場合があります。
閑散期レベルのホーンテッドマンションは、常に5分~10分待ちでしょう。瞬間的に15分程度まで増える事もありますが、すぐに解消されます。
ファストパスは発券自体を行わない場合が多く、スタンバイで乗ることになります。
また、たまに出現する「13分」待ちの表示は演出の表示で、実際には5分待ちです。
ホリデーナイトメアバージョンの混雑対策・待ち時間60分以下なら乗る
当ブログでは、パーク内の混雑状況により、「A混雑期」「B休日」「C平日」「D閑散期」の4つのレベルを設定しています。入園予定日のレベルは混雑予想でご確認下さい。
「A混雑期」の傾向・・・ファストパス推奨
開園から9時頃までは5分~20分ですが、9時を越えると100分~150分待ちに増え、12時以降は120分~170分待ちが18時頃まで続きます。18時を過ぎると90分~120分待ちまで減り、20時以降は40分~70分でしょう。
スタンバイで乗るなら朝イチ、他のアトラクションでファストパスを発券した後に直行しましょう。
「B休日」の傾向・・・待ち時間60分以下なら乗る
開園から9時ごろまでは5分~20分、9時を回ると60分~90分と一気に伸びます。10時過ぎにはさらに増え、70分~110分。12時以降は90分~120分待ちが18時頃まで続きます。18時を過ぎると50分~80分、20時以降で30分~60分と減っていきます。
ファストパス取得をおすすめしますが、スタンバイで乗るならやはり朝イチ、もしくは夜の時間がいいでしょう。
「C平日」の傾向・・・待ち時間30分以下なら乗る
開園から10時頃までは15分~45分の待ち時間です。10時を越えると30分~60分、12時以降では60分~90分と伸びていきます。18時を過ぎると40分~70分、20時以降で15分~45分と減っていきますから、朝イチを逃した場合は夜の時間帯に乗車すると効率的です。
「D閑散期」の傾向
開園から10時頃までは15分~30分の待ち時間ですが、10時を過ぎると30分~45分の待ち時間が18時頃まで続きます。18時以降は5分~10分程度の待ち時間ですので、夜の時間帯がおすすめです。
プレショーで優位に立ち回る
ホーンテッドマンションはメインのライドに乗り込む前に、2つの部屋でプレショー(メインショーをより楽しくするための前座のようなもの)があります。このプレショーの2つの部屋を出たところで再び並び、ライドに乗り込みます。
このライドに少しでも早く乗り込む方法を解説していきます。
まずホーンテッドマンションの建物に入ると(一つ目の部屋)左手にはゴーストホストの肖像画(ホリデーナイトメアバージョンではジャック扮するサンディークローズ肖像画)が飾られています。この肖像画は少しずつ白骨化していきます。
白骨化が終わると2つ目の部屋(八角形の天井が伸びる部屋)に入ります。実は、2つ目の部屋は肖像画を挟んで左右に2部屋用意されています。簡単な図を用意しました。
八角形の部屋が六角形になっていますがご了承下さい(笑)
赤線が扉です。八角形の部屋から最初に出た人からライド乗り場で並ぶ事ができます。そして、八角形の部屋では、自由に動く事ができます。従って、八角形の部屋出口付近に待機していれば、扉が開いて最初に部屋を出る事が可能です。
その為には、八角形の部屋のどこが出口なのかを把握する必要があります。八角形の部屋は図の通り肖像画を挟んでAとBがあります。肖像画左の部屋(部屋A)に案内されたら出口は右側。逆に肖像画右の部屋(部屋B)に案内されたら出口は左側です。
八角形の部屋に入ったら大体で構いませんので、出口の方に寄っておきます。入り口の扉が閉まるとキャストが出口の扉の前に移動してきますので、そのキャストの前まで移動し、八角形の部屋での演出を楽しみましょう。すると、演出が終わって、目の前の扉が開きます。
ホーンテッドマンションのストーリーを知る・バックグラウンドストーリー
ファンタジーランドの一角にたたずむ不気味な館「ホーンテッドマンション」この館には、999人の亡霊達が1000人目の仲間を迎え入れようとしています。
通常バージョンのバックグラウンドストーリー
かつてこの屋敷の主人は、自ら屋敷に住まわせた降霊術師マダムレオタに、1人目の妻と2人目の妻を殺されてしまいました。マダムレオタは屋敷の主人をも、水晶玉の中に閉じ込めようとしたのです。ところが、二人の妻を殺した犯人がマダムレオタだと知った屋敷の主人は、気が狂い首を吊って自殺してしまいました。
対象者が死んだ事で、水晶に閉じ込める呪文はマダムレオタ自身に跳ね返り、マダムレオタ自身が水晶玉に閉じ込められてしまったのです。
ホリデーナイトメアバージョンのバックグラウンドストーリー
ハロウィン・タウンの人気者「ジャック・スケリントン」。彼はハロウィン・タウンには何かが足りないと思い悩んでいました。そんな時、ジャックは森の奥でいくつもの不思議な扉の付いた木を見つけます。その一つを開いてみると、恐怖と悪夢に満ちたハロウィン・タウンとは異なる、陽気で明るいクリスマス・タウンの別世界が広がっていたのです。ジャックはクリスマスタウンでの暖かい灯りに魅了され、ついにサンディー・クローズになることを決心しました。そして今宵サンディー・クローズ(ジャック・スケリントン)は、彼が来るのを心待ちにしていた幽霊達の住む屋敷、ホーンテッドマンションに立ち寄ることにしました。
屋敷の中を覗くと、幽霊達がクリスマスの飾り付けをしています。さぁ、今、ハロウィンとクリスマスがぶつかりあう時がきたのです。
彼はおもちゃで膨れた大きな袋を背負って、屋敷の中へと入っていきました。
こうして、悪夢を呼ぶクリスマスは始まったのです・・・。
ホーンテッドマンションの雑学・細かな設定
アトラクション入り口ではグリフォンがお出迎え。
待ち時間が短い時だけ、待ち時間表示が4分や9分、13分など、不吉な数字に変わります。
八角形の部屋はエレベーターではなく、天井が伸びています。これは、アメリカのパークではライドに乗るメインショー部分が地下で展開され、実際にこの部屋をエレベーターとしてゲストを地下に輸送していますが、東京ではメインショー部分が地上階の為、エレベーターにする必要がなかった為です。
八角形の部屋では、館の主人の1人目の妻が、マダムレオタに騙され綱渡りをさせられ、途中で綱が切れてワニに食べられ死ぬ様子が分かります。
主人の2人目の妻は、結婚式当日に殺されてしまいます。なので、亡霊となった今でも、ウェディングドレスを着て、心臓をバクバクさせながら夫を待っているんですね。
降り場手前には、幽霊たちに向けた注意書きが
ホーンテッドマンションには、999人の亡霊に交じって、唯一の人間がいます。
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