東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにある南国風のポリネシアンテラス・レストラン。
ここはキャラクターショーを観賞しながら食事ができる数少ないレストランとして、大変な人気となっています。
ランチとディナーで別々のキャラクターショーを上演してきましたが、2020年、ランチショーを取りやめ、ランチの時間帯はパンケーキを提供するレストランに変わりました。
つまりランチはパンケーキ、ディナーはショーを観賞しながら食事が楽しめる、二毛作レストランです。
ランチがパンケーキ専門店に変わった後も、やっぱり予約必須レストランなのかな?
ショーが楽しめるディナーは、従来通り予約した人のみが対象で、当日並んで入店することはできません。
ショーを取りやめてパンケーキ専門店となったランチタイムは、予約(プライオリティシーティング)も取れますし、当日並んで利用することもできます。
まずは、どんなレストランなのか、ざっくり見ていきましょう。
✔昼はパンケーキ、夜はコース料理
✔予算2,000円(昼)、5,000円(夜)
✔ドリンクのお替わりはディナーのみ
✔プライオリティ・シーティング(予約)対象レストラン
この記事では、「ポリネシアンテラス・レストラン」のメニューの詳細レビューや、ディナーショーの詳細、待ち時間情報などを解説していきます。
特にディナーショーは予約する席によって見え方がかなり異なります。この記事内で写真付きで座席毎の見え方も詳しく解説していますので、予約をする前に必読ですよ!
※2020/9/2現在
パークは新型コロナウイルス感染症の影響で、変則営業をおこなっています。それに伴い、ポリネシアンテラス・レストランはディナーの営業は休止し、ランチタイムの営業のみとなっています。
ディズニーランドでパンケーキ!「ポリネシアンテラス・レストラン(ランチ)」の全メニューレビュー
ランチショーを廃止し、お昼はパンケーキ専門店に生まれ変わったポリネシアンテラス・レストラン。
現在は17時まで営業していますので、ランチの時間を外してティータイムでの利用もできますよ!
ランチパンケーキ・ドリンクセット
ランチパンケーキは、パンケーキとおかずが盛り付けられたプレートで提供されます。
まず、辛み大根で模られたスティッチが目を引きますね!サラダにはフルーティーなドレッシングがかかっています。恐らくマンゴー味かな?甘みのあるドレッシングは初めての体験でしたが、違和感なく美味しいんですね。
スティッチの下には、サーモンのマリネが隠れています。まろやかな酸味のマリネですので、僕みたいにお酢が苦手でも、美味しく食べられました。
分厚いベーコン2枚と黄身がとろ~り半熟目玉焼きは、朝食の定番!
あれ…?「ランチ」パンケーキでしたね(笑)
ポテトは揚げたてで、外はカリっと中はフワっと。ポテトの量は結構多めでした。ベーコンの下は全てポテトです(笑)
そしてメインとも言うべきパンケーキは、ほんのり甘い生地。紫イモのパウダーがかかっています。さらにメープルシロップも出てくるのですが、パンケーキ自体に甘みがあるので、食事として楽しむなら必要ないかもしれません。
個人的には、パンケーキ2枚は食事としておかずと一緒にメープルシロップ無しで。最後にパンケーキを1枚残しておき、メープルシロップ有りでデザート感覚で。この食べ方がおすすめです!
セットになっているドリンクは、「その他メニュー」の項目で紹介するドリンクの中から選べます。
価格・1,800円(税込)
※ドリンクをタピオカドリンクに変更する場合は+400円
デザートパンケーキ・ドリンクセット
ボリューム満点で甘党が大歓喜しそうなデザートパンケーキは、複数人でシェアするのもおすすめです。
まずはフルーツ達のご紹介といきましょう。
いちご、パイナップル、マンゴー、ブルーベリー、バナナが盛り付けられています。
いちごは断面を下にして盛り付けたほうが綺麗なのでは?なんて、おせっかいなことを考えつつも実食!早く食べないとアイスが溶けてしまいますからね。
フルーツにはマンゴーソース(なのかな?)が添えられていて、フルーツの酸味と相性バッチリ!
バナナはボソボソ食感で「ん?」って思ったのですが、後から調べたらキャラメリゼだそうで納得。個人的には普通のバナナのほうが美味しいかな?
赤のマーブルが華やかなアイスは、カシス味。酸味が強く、小さなお子さんは苦手かもしれません。
さて、メインのパンケーキは3枚も鎮座しており、その貫禄は圧巻です(笑)
大量のストロベリークリームがトッピングされ、ほんのり甘いパンケーキとよく合います。エンジェルが模られたチョコレートも可愛らしさ満点ですね。
いちごジャムもついてきますので、お好みでパンケーキに添えて楽しめます。
セットになっているドリンクは、「その他メニュー」の項目で紹介するドリンクの中から選べます。
価格・1,800円(税込)
※ドリンクをタピオカドリンクに変更する場合は+400円
スパークリングタピオカドリンク(ミックスフルーツ)
あれ?かの有名な「ポリネシアンパンチ」…?
と思うほどに見た目がそっくりなタピオカドリンクです。
混ぜると、赤いゼリーとタピオカがオレンジのミックスフルーツジュースと絡まり、まるでリロのハワイアンドレスかのようなビジュアルに。
味は美味しいのですが、甘さがかなりあります。デザートパンケーキとの相性はチョット…。
価格・600円(税込)
お子様パンケーキ(8才まで)
出典・TDR公式サイト
お子様パンケーキはデザートパンケーキの縮小版で、パンケーキが3枚→2枚に。フルーツの量も半分になっています。
カシスアイスも盛り付けられています。キャストさんに確認したところ、デザートパンケーキに盛り付けられているカシスアイスと同じ物だそう。酸味が強い大人向けのアイスなので、その点が少し気になります。
お子様パンケーキには紙パックのアップルジュースが付きますよ!
価格・1,100円(税込)
その他メニュー
コーヒー 400円(税込)
紅茶 400円(税込)
アイスコーヒー 400円(税込)
アイスティー 400円(税込)
コカ・コーラ 340円(税込)
オレンジドリンク 340円(税込)
キリンジンジャーエール 340円(税込)
アップルジュース(紙パック) 190円(税込)
キリン零ICHI 530円(税込)
ディズニーランドでパンケーキ!「ポリネシアンテラス・レストラン(ランチ)」の混雑状況
現在、パーク内は新型コロナウイルス感染症対策で、入園人数を制限しての変則営業中です。パンケーキ専門店となったランチ営業は、パークの変則営業と共にスタートしたので、通常時のデータが全くありません。
従って、この項目で紹介する混雑情報は、暫定版です。
閉店間際の16時30分を狙え!
レストランなので、お昼時(11時~14時)が最も混雑すると思われます。
現在はディナー営業を休止している関係で、ランチ営業が17時(ラストオーダー)まで延長されています。プライオリティ・シーティング(予約)の最後が16時40分ですので、その付近を狙うと待ち時間が少なくなります。(優先されるプライオリティ・シーティングの人がいなくなるため)
ですが、ラストオーダーに間に合わうように並ぶ列を締め切りますから、少し余裕を持って、16時30頃にレストラン到着がベストです。
1回目は16時30分に並び、約10分待ち。
2回目は12時50分に並び、約40分待ち。
どちらも僕の前に5~6組しか待っていなかったので、ピークタイムはプライオリティ・シーティング(予約)枠の比率を上げている可能性があります。
【着席から食事を終えるまでの目安時間】
30分~45分
プライオリティ・シーティングであらかじめ予約をする
「ポリネシアンテラス・レストラン」のランチ営業は、プライオリティ・シーティングに対応しています。
プライオリティ・シーティングとは、指定された時間にレストランに訪れると、空席ができ次第、優先的に案内してくれるサービスです。
予約席として席が確保されているわけではありませんが、並んで利用するよりはるかに短い待ち時間(10分以内)で着席できます。
プライオリティ・シーティングは、ほぼ予約と考えて差し支えないかと思います。
ネットや電話で受付けできますので、ぜひ賢く利用して、待ち時間を短縮しましょう。
ショーを観賞しながら食事が楽しめる!「ポリネシアンテラス・レストラン」のディナー詳細(※現在休止中)
ディナーでは、「ミッキーのレインボー・ルアウ」を観賞しながら食事が楽しめます。
登場キャラクターは、ミッキー、ミニー、チップ、デール、クラリス。彼らが様々な記念日をお祝いする、南国ムードたっぷりのステージショーです。
ディナーショー「ミッキーのレインボー・ルアウ」の価格
ポリネシアンテラス・レストランのディナーショーは、座席により料金が異なります。座席はS席・A席・B席の3種類で、座席の詳細はこの後の項目で詳しく解説していきます。
S席 (大人)5,530円 (小人)3,870円
A席 (大人)5,120円 (小人)3,450円
B席 (大人)4,690円 (小人)3,030円
※価格は全て税込
※小人は4歳~8歳(9歳以上は大人料金)
※料金にはショー観賞とディナーが含まれます
ディナーショー「ミッキーのレインボー・ルアウ」の内容
席の時間は、約65分です。65分の間に、ショーを観賞にながら食事を終えなければなりません。
小さなお子さんが一緒だと少し慌ただしくなりますが、ショーの流れで食事に専念できる時間を設けるなど工夫されています。
「ミッキーのレインボー・ルアウ」は、ミッキー達が様々な記念日をお祝いするショーです。
まず、キャストさんが各テーブルを回り、「何かお祝い事はないか」尋ねてきますので、考えておきましょう。
もし訪れた日が、誕生日や結婚記念日などの特別な日ならば、それを告げるといいでしょう。
不思議の国のアリスのように「なんでもない日」だとしても、「久しぶりにパークに来た記念日」や「初めてポリネシアンテラス・レストランを訪れた日」など、少々こじつけでも構いません。
席には「クペエ」が置かれています。クペエとは、フラダンスで手首に付けるレイのこと。このまま大事に持ち帰ることもできますが、せっかくですからクペエを付けて楽しみましょう!
クペエは「平和」や「絆」を象徴する、神聖な木の葉。ショーでは、このクペエをつけて、ミッキー達と一緒に様々な記念日をお祝いしますよ!
特に誕生日や結婚記念日などの特別な日だと、名前を呼ばれるかもしれません。
ショー中には、キャラクターがステージを降りて、客席を回ってくれる時間があります。
通り過ぎる程度の短い時間ですので、サインをもらったり、一緒に写真を撮ったりはできません。
通りすがりのミッキー達を写真に撮ることはできますが、会場は暗く、ミッキー達は止まってくれませんから、確実にブレます。動画撮影がおすすめですよ!
「ミッキーのレインボー・ルアウ」座席による見え方の違い
「ミッキーのレインボー・ルアウ」は予約制なので、S・A・Bのいずれかの席を予約しなければなりません。
もちろん、見やすい場所からS席・A席・B席と設定されているのですが、席指定はできないので注意しましょう。例えば、S席を予約しても、S席のどこら辺の席が割り当てられるかは、当日にならないと分かりません。
特にS席は、ステージ正面で見やすいと思いきや、段差がなく平面ですので、後ろの席に当ってしまうと小さなお子さんは見えにくいかもしれません。
それでは、実際に写真を使って番号順に見ていきましょう。
1 A席最前中央
S席とA席の間には広い通路があるため、A席の最前列が割り当てられると、小さなお子さんでもステージがよく見渡せます。S席同様に段差がないので、S席のゲストの頭が多少邪魔しますが、それは構造上仕方のないこと。
さらに中央だと左右の柱も邪魔しないため、快適です。
2 A席離れ最前
ステージを横から観賞することになりますが、A席の中では最もステージに近く、S席の2列目と同じラインです。
段差はなく平面ですが、前の人が少ないので、視界も良好。
さらに柱も邪魔することなく、ステージ全体が見渡せます。
3 A席離れ後方
ステージからの距離はS席と同じく近いのですが、視界のほぼ中央に柱が邪魔をします。
さらにこの写真は立ち上がった状態で撮影しています。座ると視線はさらに下になりますから、柱をよけて視界を右にずらすと、こんどは前方のS席の人達の頭が邪魔をします。
小さなお子さんは少し見えずらいかもしれません。
ただ、A席の離れは目の前が通路なので、キャラクターが通り過ぎるときにハイタッチなどができるのが利点です。
4 B席前方
B席はステージから遠い分、全ての席が段差の上にあり、S席やA席を見下ろす形となります。
B席最前列(ちょうどキャストさんが立っている場所)はステージ真横になるため、視界を遮るものはありません。
ちょうど写真に写っているBの3つの席。この辺りまでがB席のベストポジションです。
S席やA席は段差がない分、前の席の頭が視界に入ってもステージ上のキャラクターは見えます。
ところがB席は段差の上にある席なので、ステージ上のキャラクターと同じ目線。同じB席の前の席の人が視界に入ると、ステージ上のキャラクターが見えなくなるのです。
5 B席後方
B席はステージから離れるにつれて、前の席の頭や柱との戦いが生じます。そしてかなりの確率で敗れます(笑)
同じB席後方でも、写真のようにA席離れのすぐ隣を割り当てられたなら、視界は良好です。
6 B席離れ
ステージを横から観賞する形になりますが、視界を遮るものもなく、特等席と言っても過言ではありません。
4B席前方で紹介した通り、ステージに向かって左側にも真横の席がありますが、こちらの右側の真横席のほうが断然おすすめです。
なぜならば、ステージへ上る階段に、出番を待つミッキーとミニーが長く滞在するからです。時には振り向いてコミュニケーションをとってくれますよ!
7 A席柱前
僕はこの席を「いじめ席」と呼んでいます(笑)
すぐ目の前が柱なので、顔を左右にずらしても太い柱が視界に入ります。さらに前方のS席に座る人の頭を斜めから見る形になるので、隙間なく視界が遮られます。
特等席と比喩したB席離れより、こちらのほうが料金が高いわけですから、いじめ以外の何物でもありません。
もちろん、A席の右側にある柱の前の席も条件は同じで、「いじめ席」となっています。
「ミッキーのレインボー・ルアウ」座席の総評
以前上演していたランチショーは「グリーティングショー」と呼ばれ、上演のほとんどの時間、キャラクターはステージから降りて客席を周る内容でした。
各席に全てのキャラクターが、それなりの時間滞在してくれたので、一緒に写真を撮る事も可能だったのです。
つまり、キャラクターがほとんどステージにいないので、席からのステージの見え方はそこまで重要ではありませんでした。
ところが、このディナーショー「ミッキーのレインボー・ルアウ」は、ステージ上で繰り広げられるステージショーです。席からの見え方はかなり重要だと思います。
席をピンポイントで選択できないという最大の欠点があるので、どのエリアを予約するか悩みますよね。個人的なアドバイスをするならば、次のようになります。
A席…小さなお子さんがいるグループにおすすめ
B席…雰囲気を楽しむだけ&良席ならラッキーぐらいの気持ち
特に小さなお子さんがいる場合、B席の選択は捨てた方が無難です。もちろんB席にもステージ真横の特等席など、とても見やすい席は存在します。
ですが、その特等席もほんのわずか。B席の多くは、大人でもステージ上のキャラクターが見えるか見えないかのギリギリのラインなのです。
一番高価なS席はステージ正面の良席で、大人のみのグループでしたら最もおすすめです。
ただ、後方の席が割り当てられると、小さなお子さんは厳しいかと思います。テーブルの配置がステージから垂直に伸び、着席してステージに顔を向けると、見えるのは隣の人の頭。運よく前方の席になるように祈るしかありません。
A席は、ステージから少し遠くなりますが、目の前が広い通路なので、小さなお子さんでも前方のS席の人の頭が邪魔になることは少ないと思います。ただ、2席ある「いじめ席」の存在がネックです。
こればかりは完全に運なので、S席・A席・B席どれを選択しても不利な席に当ることがあると考えましょう。そして、その不利な席に当る確率は、B席が最も高いということです。
「ミッキーのレインボー・ルアウ」食事内容
ディナーは前菜・メイン・デザートのコース料理です。ほぼ毎年のようにメニューが変更になり、2020年も4月より料理の内容が変更になりました。
が、変更後に一度もディナー営業をしてませんので、まだ未体験です。
雰囲気だけでも分かるように、以前のメニュー写真を載せておきますね。
前菜は海老とサーモンを使うのが、ポリネシアンテラス・レストランの定番。
ソースは黄色が鮮やかなトロピカルソース(?)も定番です。
とある年はグラスに盛られてカクテル風だったり、盛り付けこそ違いますが、メインの食材やソースは継承されています。
メイン料理はとても大きなお肉や魚とご飯の組み合わせが定番。
デザートはここ数年変更がないのではないでしょうか?フルーツゼリーに鮮やかなフルーツがトッピングされた、トロピカルな味が楽しめます。
「ミッキーのレインボー・ルアウ」では、ドリンクがお替わり自由です。(キリン零ICHのみ有料・現在は530円)
まずウェルカム・ドリンクとしてポリネシアンパンチが用意されています。ポリネシアンテラス・レストランの代名詞と言っても過言ではない、甘くてトロピカルなジュースです。マンゴー系のミックスフルーツジュースなのかな?とにかく美味しいんです(※個人の感想です)
このポリネシアンパンチも、もちろんお替わりできます。僕はいつも5杯以上は確実にお替わりします(笑)
店舗場所
出典・TDR公式サイト
東京ディズニーランドマップの8時方向、人気アトラクション「ジャングルクルーズ」の右隣にあります。
「ポリネシアンテラス・レストラン」のパンケーキとディナーショーを攻略まとめ
ランチのパンケーキはプライオリティシーティング(予約)が取れればいいけど、取れなくてもピークタイムを外して並べばいいわね。
でもディナーショーは予約必須だよ。
ディナーショーは大人のグループならS席、子供を含むならA席がおすすめなのね!
貝殻のシャンデリアや竹細工のイス、トロピカルフラワーが飾られた店内では、まるで南の楽園!
ランチとディナーで趣向の異なるポリネシアンな料理を堪能して下さいね!
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