東京ディズニーランドのウエスタンランドにある「カントリーベアシアター」は、18頭の熊達がウエスタン&カントリーを披露する、シアタータイプのアトラクションです。季節によって3種類の演目で上演していますから、季節を替えて楽しめます。
カントリーベアシアターの特徴
バリアフリー
カントリーベアシアターは、車いすのまま利用できます。また、介助犬の利用も可能です。
各種制限
東京ディズニーリゾートの全てのアトラクションでは、2017年より年齢制限が撤廃され、身長制限のみに統一されました。しかしカントリーベアシアターでは身長制限はありません。小さなお子様からお年寄りまで、どなたでも楽しむ事ができます。赤ちゃんは抱っこして利用する事ができます。
撮影
フラッシュや液晶画面を利用しての撮影は禁止されています。液晶画面は禁止ですので、当然ですが携帯電話での撮影も禁止です。
季節毎に3種類の演目
18頭の熊達は、季節に応じていろいろなバージョンのステージを見せてくれます。
通常期は「カントリーベア・ジャンボリー」の演目、夏季には「バケーション・ジャンボリー」を、冬季は「ジングルベル・ジャンボリー」を見る事ができます。
※この記事で使用しているアトラクション内部の写真は、「バケーション・ジャンボリー」のものです。
劇場は手前と奥に2つ
カントリーベアシアターは306名定員の劇場が2つも用意されている為、回転率は優秀です。演目切り替えの際も、片方の劇場で切り替え準備をしてからの公開ですので、アトラクション自体が休止になる事がありません。
運営時間に注意
カントリーベアシアターは、開園1時間後に初回公演が始まり、閉園1時間前に最終公演が終わります。パーク開園直後と閉園間際は運営していませんので、アトラクションの利用を計画される際は注意して下さい。
※日によって運営時間が変更になる場合があります。
「カントリーベアシアター」の混雑対策
当ブログでは、パークの混雑具合を「混雑期」「休日」「平日」「閑散期」の4つのレベルで表示しています。日にち事のレベルは混雑予想で確認下さい。
カントリーベアシアターの混雑レベル別待ち時間
カントリーベアシアターは、混雑レベルに関係なく、待ち時間は5分~10分だと思って間違いありません。前の回の公演が終わるまでが実質の待ち時間ですので、タイミングが合えば0分待ちも狙えます。
ただ、閑散期など、ゲストが少ない時期は待ち時間が伸びる傾向にあります。これは、シアタータイプのアトラクション特有の現象で、ある程度の人数が集まらないと上演とならない為です。
カントリーベアシアターは、午後の時間帯がおすすめ
どの時間に足を運んでも少ない待ち時間で利用できるカントリーベアシアター。ならば、どの時間に利用してもいいように思いますが、それは間違いです。
他の人気アトラクションは午前中空いていて、午後以降に待ち時間のピークを迎えます。午前中は他のアトラクションの空いている時間を狙い、他のアトラクションの待ち時間がピークを迎える午後に、待ち時間の変動の少ないカントリーベアシアターを利用するのが得策です。
「スタンバイで乗るべき時間帯」も参考にして下さい。
「カントリーベアシアター」のストーリーを知る・バックグラウンドストーリー
1898年に完成したグリズリーホールでは、カントリーミュージック楽団「カントリベア・バンド」が素敵な音楽を披露してくれます。
仕切り役はヘンリー
この楽団はヘンリーの祖父が設立しました。つまりヘンリーは3代目の団長。個性豊かな劇団のメンバーを上手く仕切ります。
優しいピアノマン・ゴーマ
長身のゴーマは楽団のファッションリーダー。いつもオシャレな服に身を包んでいます。
楽団の中心グループ
ステージ中央に陣取るザ・ファイブ・ベア・グラスは、ソロパートこそ無いものの、楽団の演奏を影で支える縁の下の力持ち。
左からバンジョーを操る、リーダーのジグ。父親の形見のハーモニカを奏でるフレッド。バイオリン奏者のゼブ。空き缶や洗濯板でリズムパートを担当するテッド兄貴。ギターに似た1本弦を担当するテネシー。そして一番右でぬいぐるみを抱いているのは、セブの子供、オスカー。
ちゃっかり物担当、ウェンデル
フラッシュ撮影をして怒られたり、ライフル銃を発射させて混乱させたり、お騒がせ役。写真が趣味。
唇が特徴のリバーリップス
エレキギターを手に、ロカビリーサウンドを奏でるロッカー。
ニックネームで呼ばれるテレンス
お尻を揺らしながら歌うので、楽団の仲間からシェーカーと呼ばれているテレンス。タコのドロレスに吸い付かれたり、寒さで凍えつくなど、トホホな扱い。
自由きままな最年長、アル
酒が大好きなビッグ・アルは、みんなが海で楽しむ中、ひとり山道をさまよっていてり、みんながクリスマスをお祝いしている中、新年をお祝いしたり。とってもマイペース。音程は度々外れます。
失恋女王、トリキシー
失恋ソングが得意な彼女は、失恋でのやけ食いが悩み。
セクシーダイナマイト、テディ
セクシーなラブソングを歌いあげるテディは、毎回ブランコに乗って天井から登場します。楽団を仕切るヘンリーとは恋仲なのだとか。
可愛い3人組
フロリダからやってきた3人組「ザ・サンボンネッツ」。息の合ったコーラスを聞かせてくれます。
「カントリーベアシアター」の雑学、細かな設定
メイン劇場に入る前の待合ロビーには、劇団に関する様々な小物が置かれていますが、季節毎のバージョンにより、この小物も変わります。
ショーが終わると、出演者の楽屋を通って出口へと向かいます。楽屋のドアは、出演者それぞれに合わせた形となっています。
毎回ブランコで天井から登場するテディの楽屋は、もちろん天井。
アトラクション入り口の屋根裏には、大きなハチの巣があります。
彼らは世界各地を回る楽団。待合ロビーでは、日本を回ったときのお土産も飾られています。
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