東京ディズニーリゾート情報・攻略ブログ

東京ディズニーリゾート2018年、心に残る出来事TOP10

いつものようにお正月イベントで幕を開けた東京ディズニーリゾートの2018年。締めくくりのクリスマスイベントではプルートのスノースノーが発売になるなど、戌年らしい一年が終わろうとしています。

今年も東京ディズニーリゾートでは様々なことが起き、様々なものが消え、様々なものが登場しました。

個人的に今年の東京ディズニーリゾートを総括するとすれば、

「年パスなどのヘビーユーザー向けの改革と、一般のライトユーザー向けの改革が平行しておこなわれ、コントラストが強くなった1年」

なのかなぁ・・・。

そんな視点で僕が個人的に選んだ
「東京ディズニーリゾート2018年の出来事TOP10」
をどうぞ!

 

第10位・フォトキーがスマホ対応

パーク内でカメラマンキャストが撮った写真や、写真撮影のあるアトラクションの写真など、様々な写真を1枚のフォトキーカードに入れておけば、自宅でゆっくり選んで好きな写真を購入する事ができるサービスです。

今年は、ついにフォトキーがスマホに対応したことで、パーク内で写真を選んだり、スマホにダウンロードしたりできるようになりました。

これまで東京ディズニーリゾートはITの分野が苦手な印象でしたが、今年はこのフォトキー以外にもアプリを取り入れて、待ち時間の確認やレストラン予約、エンターテイメントの抽選などが一元化されたのです。

使い勝手があまりよくないというのが個人的感想ではありますが、おそらく東京オリンピックまでにはWi-Fiも入るようになるはずですし、さらに便利になることを期待しています。

 

第9位・年間パスポート利用条件変更

個人的にはTOP3に入るぐらいの大きなニュースなのですが、このブログの読者は年パスユーザーが少ないと思いますので、この順位に持ってきました。

ただ、年パスを持たないライトユーザーにも大きな影響がある変更なので、ぜひ覚えておきましょう。

これまで365日いつでも入園できた年パスですが、これからは年に10日ほど「年パス不可日」が設けられ、年パスでは入園できない日が発生します。

この「年パス不可日」は入園制限が予想される超混雑日が対象です。

年パスのヘビーユーザーは、その日が入園制限になりそうな混雑日であることを当然把握していますが、年パスを持たないライトユーザーは把握していません。せっかくパーク入り口まで来たのに入園制限で門前払いされて不満に感じるのはライトユーザーです。

年パス不可日はそんなライトユーザーをギリギリまで入園させてあげられるわけで、ライトユーザーの満足度に一役買ってる・・・と言いたいところですが、、、。

実際に入園制限となった年パス不可日、つまり極限までライトユーザーを詰め込んだ日のパーク内の様子を見ると、この施策は失敗だったのでは?と思います。

これまではヘビーユーザーはショーやパレード待ちで、ライトユーザーはアトラクションと、棲み分けができていました。

空いているトイレやレストランを知ってるヘビーユーザーと、目に付いたトイレやレストランに入ってしまうライトユーザーの棲み分けもバッチリでした。

ところが年パス不可日、ライトユーザーのみで同じ人数を入れてしまうと、これまでできていた棲み分けができずに、皆が同じ行動をするわけです。

その結果、アトラクションの待ち時間は長くなり、男性トイレですら15分待ち、チュロス1本買うのに1時間待ち、トイレの場所を聞く為にキャストさんの前に列ができる、などなど。

入園できたライトユーザーの満足度は下がり、入園できなかったヘビーユーザーの満足度も下がり、これ、成功なのかな?

 

第8位・鑑賞エリアが抽選で大騒動

今年は東京ディズニーランドのパレードに抽選エリアが設けられたり、小学生以下の子どもがいるグループ専用のファミリーエリアが設けられたり、新しい試みが数多くあった年でした。

東京ディズニーシーのクリスマスショーでは、メインのステージ3カ所全てが抽選エリアとなり、物議を醸しています。

この一連の施策から想像するに、東京ディズニーリゾート側は「ショーやパレード待ちをしてほしくない」と思っているのではないでしょうか?

本来、東京ディズニーリゾートではショーやパレード開始の1時間前から待つ事ができます。
このルールを徹底しようと過去にも様々な取り組みがありましたが、ことごとく失敗に終わってきたのです。

今回はかなり強引な方法で待つ人を蹴散らせていますが、ライトユーザーの満足度を上げる施策であることは間違いないので、ヘビーユーザーが割を食う形となりました。

 

第7位・入園ゲートリニューアル工事

現在、東京ディズニーリゾートはあちらこちらで工事をしています。

特に東京ディズニーランドの入園ゲート工事は影響力が大きく、駐車場側のゲートが閉鎖されている状態なので、朝の開園時間に多大な混乱をもたらしています。

さらに東京ディズニーランドでは駐車場も2カ所で工事が進められ、少し出遅れただけでかなり遠くの駐車スペースを利用しなくてはなりません。

さらに駐車場一番奥は、入園ゲートまで歩いて15分かかります。目の前にディズニーリゾートラインの東京ディズニーランド・ステーションの次の駅である「ベイサイド・ステーション」があるほど遠いのです。

追い打ちをかけるように、ベイサイド・ステーション前も工事がおこなわれており、東京ディズニーランドの駐車場とベイサイド・ステーションは通り抜けができません。つまり「入園ゲートまで遠いのでモノレールで行く」という選択ができないのです。

駐車場から入園ゲートに至る不便さは、ライトユーザーの満足度に大きな影響を与えそうです。

 

第6位・ミッキー、デビュー90周年&ミートミッキー、最大11時間待ち

ディズニーのキャラクターで公式に誕生日が設定されているのは、11月18日のミッキーと、6月9日のドナルドのみです。

昔はこの誕生日に様々なイベントがあったのですが、近年はおこなっていませんでした。

ところが今年、ドナルドの誕生日プログラムや、ミッキーの90歳の誕生日プロモーションなどがおこなわれ、ミッキーやドナルドのグリーティング施設の待ち時間が大変なことになりました。

特にミッキーの誕生日には「ミッキーの家とミート・ミッキー」が最大11時間待ちにもなり、テレビのニュースでも取り上げられたほどです。

今年の東京ディズニーリゾートは、このキャラクターの誕生のみならず、過去の傾向から待ち時間が読みにくかった年でした。

 

第5位・初のピクサーイベント開催

2018年の東京ディズニーシーは、ピクサーのイベント「ピクサー・プレイタイム」で幕をあけました。

東京ディズニーランドとのコンセプトの違いを明確にし、「大人向けのディズニー」としてオープンした東京ディズニーシーは、これまでキャラクターの露出が控えめでした。

ところが近年、キャラクターの露出が増え、今年はついにピクサーの仲間も登場したのです。

東京ディズニーシーのコンセプトはどうであれ、ディズニーパークの根底にあるのは「ファミリーエンターテイメント」です。そういった観点からも、個人的にはキャラクターの露出が増えるは賛成です。

ただ、東京ディズニーリゾートはただの「遊園地」ではなく「テーマパーク」ですので、テーマ性を失ってはいけません。イタリアを舞台にしたエリアにピクサーのキャラクターが出てくるのは個人的には違和感が残ります。

しかし蓋をあけてみれば、もともと閑散期だった冬のこの時期にライトユーザーの客足が伸び、大盛況に終わりました。

東京ディズニーランドは「冒険のエリア」や「未来のエリア」などぼんやりとした「テーマ性」である程度の潰しがきく反面、東京ディズニーシーは設定が細かく潰しがききません。

いよいよ「ファミリーエンターテイメント」と「テーマ性」の共存に限界が見えてきたかな?と感じたイベントでした。

 

第4位・レストランメニューが次々と改悪

今年はテーブルサービスレストランのドリンクフリーリフィル、いわゆる「ドリンク飲み放題」が廃止になったり、1店舗あたりのメニュー数の減少・簡素化、複数のレストランで同じメニューの展開などなど、様々な変化がありました。

ライトユーザーはこの変化に気づかなかった人も多いと思いますが、ヘビーユーザーからは「改悪」だと言われています。

近年、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、レストランの座席数の不足による食事難民対策が進められています。

今年のレストランの変化によりレストランの回転率が大きく改善され、食事難民対策に一定の効果が出ました。

ただ、どのレストランでも似たようなメニューが多くなり、頻繁にパークに行くヘビーユーザー層は「食」の部分での楽しみが減ったのも事実です。

つまり、1~2食を楽しめればいいライトユーザーにとっては回転率が改善されたことにより「改良」、メニューの幅が減ったことによりヘビーユーザーにとっては「改悪」と、評価が分かれる結果となりました。

 

第3位・パークでSuica利用可能に

これまで現金かクレジットカードの2拓だったパーク内の支払い方法に、電子マネーが加わりました。

Suicaなどの交通系電子マネーに、QUICPay(JCBがスポンサーだから?)、iD(docomoがスポンサーだから?)が利用できます。

現段階ではパーク内でチャージができないなど、まだまだ不便なこともありますが、将来的にはチャージ機などが設置されるか期待ですね。

「Suicaチャージ2時間待ちでーす!」なんてことになりそうですけど(笑)

 

第2位・シー、大規模拡張計画発表

計画の発表のみで実際に今年オープンしたわけではないので、このランキングに入れるかどうか悩んだのですが、かなりの衝撃があったのでランクインさせました。

東京ディズニーシーの最奥地であるロストリバーデルタ(インディジョーンズのアトラクションがあるエリア)のさらに奥に、「ピーターパン」と「ラプンツェル」と「アナと雪の女王」を題材とした複合エリアが、2022年に完成予定です。

以前よりアナと雪の女王エリアの計画はありましたが、予定地の面積が狭いなどの理由から計画見直しで再検討され、今回の発表に至りました。

3つの映画の複合エリアというのにまず驚き、さらにエリア内にディズニーホテルも建設されるという内容は、誰もが予想していなかったのではないでしょうか?

考えてみれば、東京ディズニーシーでは映画「アラジン」を題材としたエリア「アラビアンコースト」や、映画「リトルマーメイド」を題材とした「マーメイドラグーン」など、映画単体のエリアがあります。映画単体エリアであることからアトラクションなどに限りが見え、将来的な発展がありません。

そういった観点からも、スクラップ&ビルドで作品を差し替えられる複合エリアにしたのは正解なのかもしれません。

ただ、パークエントランスから最奥地になることで、エントランスから1㎞以上を歩くことになります。さらには、ディズニーホテルが増えることにより、パークに15分早く入園できるハッピー15エントリーの対象者も増え、同制度の価値が下がるなどの問題点もあります。

 

第1位・東京ディズニーリゾート35周年

今年は東京ディズニーリゾートが35周年ということで、2019年の3月まで、約1年に渡り35周年イベントが開催されています。

35周年を記念して始まったお昼のパレード「ドリーミング・アップ!」しかり、シンデレラ城のプロジェクションマッピング「Celebrate! Tokyo Disneyland」しかり、ヘビーユーザー向けの内容に仕上がった印象です。

ライトユーザー向けには「ハピエストサプライズ」のコンテンツを用意するなど、ヘビーユーザーとライトユーザーのバランスの取れたイベントになったと思います。

そんな35周年イベントも、残りあと3ヵ月。年明け1月11日からはグランドフィナーレが開催されますので、ぜひ楽しんでくださいね。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。今年も一年、東京ディズニーリゾート情報ブログ「Discovery Disney」をご愛顧いただき、ありがとうございました。

 

P.S.
ディズニー系人気ユーチューバーのウメさんも同じTOP10 企画をおこなっていて、今回はコラボさせていただきました!ウメさんの動画はこちら!

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